お金と土。
お金と土。
僕は自然擁護派かと言われると、もちろん!とは言えません。悪い事は敢えてしないほうがいいよな。という感覚に近いです。
自分の事業で「環境にいいからやりましょう」と言われても、実は正直戸惑ってしまいます。思い浮かぶのは、経済のこと。こればっかりは切り離せないなぁ…と思います。
本当は、環境に良いからやる→自分にも良い→利益が出ていく。という利他的な構造なのかな?
経済が切り離せない、僕みたいな人が当然いるはず。だからこそ、soilは経済も考えた上で環境への取り組みが出来たら。と考えています。
策士策に溺れず。
机上の空論に溺れちゃダメなので、現場に出ます。
出かけた上で酪農家さんに、良いことを教えてもらおうと。
その最たる例が「畑の有機JAS登録」です。
農家さんが持っている畑を有機JASに登録します。化学肥料と農薬が入っていない土地にするのです。
1町あたりに補助金が着くので、経済と環境を両立できる素晴らしい仕組みだなと思います。
これの何が良いのか?それは
「化学肥料を強制的にゼロ」にするということ。
もう、登録したら無くさなきゃいけない。ある意味では追い詰められます。反面、肥料代金や農薬にかけていたお金が浮きます。その上で補助金が入るんだから…良いことでしないなと。
これを読んで「そんな上手くなんていくか?」と思った方。鋭いです。
おそらく、うまくいきません。笑
経費の削減だけでは、過去を清算しただけで未来に向かわないのです。
未来への投資は知識として。
だから、未来に向けての考え方をするのです。
現に化学肥料をゼロにして1町あたり1番の収量が9tも取れる人もいます。
その人は他の人とは違う何かをやっているんですよね。それは知識であり、その上で使う商品です。
僕らsoilは有機JASに登録した、自信を持った商品を提供しています。が、一緒に取り組みたいのです。
「俺は知らないけど、良いなら買うよ」と言われても…売ります。(売るのかい。笑)
その後に土の事、どうやって牛や環境に還元していこう?しっかり話が出来ればそれで良いと思います。
理論をしっかり持って、再生可能にしていける知識を一緒に並走したいと思います。
興味あるなーと言う方、一緒に有機JAS登録をして(登録しなくても良いですが)化学肥料を減らす取り組みをしましょう。
何でって?経済に優しい上に、環境に良いからです。
経済に優しいとは、安くなるだけではなく上乗せする価値があります。
更に、楽しみながら取り組んで行けたら良いな。
そんな事を考えて、今日の結びにします。
ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?