やろう!ではなく、壁を取り払うだけ。
意気込むな。目的へ流れろ。
独立したばかりの時、酪農・一般の方へコーチ業をやっていました。
ネガティヴな人は「なんとかしなきゃ」と言い
ポジティブな人は「絶対に達成するんだ」と言う人が多かったのを思い出します。
話を聞くお仕事なので、着眼点は「できないと誰が・何に困るの?」
そう考えてみると案外スッキリしたり。
これはドライフラワーの仕事を始めた時も、土壌菌事業・soil を始めた時も役に立ちました。目の前のことではなくて、行き先を設定して流れたらいい。
それを応用して土のことを考えましょう。
植物にとっての障害を取り除く。
ここからは昨日の続きです。
昨日の文章には「菌を増やすためには?」
と書きましたが、結果的に菌を増やせばいいと思います。
それは「植物にとって良い」と思う中の大きな要因だからです。
まずは障害となる要因を考えましょう。
1 土の構造(水分と硬さ)
2 栄養があるか
3 PH
です。(他にもあると思いますが、ここではこの3つと定義します)
この3点に土壌菌が関わってくるのです。
僕がsoilだから菌を勧めるわけではないので悪しからず。ちゃんとたくさん文献にも菌のことはたくさん出てきます。
1 水分と硬さ
コレは昨日のノートにも書きましたね。
菌や土壌生物が働いてくれるから障害を取り払おう。というだけ。
まずは住処を荒らさずに、次に栄養を入れるだけです。
2 栄養があるか?
コレは「植物にとって」ではなく「土壌生物にとって」
土壌生物は、動き続けてくれる限り植物の栄養を作り続けてくれるからです。
化学肥料を入れると、入っているときだけ効果があるからです。(コレでは僕たちが目指す再生可能とは言えません)
3 PH
土の酸度です。これも生育できるような環境なのか?というだけです。
ここも中性がいいのですが、奥深いのでまた別の機会に書きます。
3要素を考えてみての結論。
それが「土壌生物に優しくしよう」です。
人工物は何らかの副作用があるな。というイメージ。
最初に書いた「目的へ流れろ。」
コレは、思いっきり意気込んではいけません(ダメじゃないよ)
「植物にとってコレは悪いよね?」を理解すること。
次に「じゃあ土壌生物にいいことをしよう」
大まかな流れを捉えたら、大きな心でいきましょう。
何たって、自然と共存するのですから。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
明日は思いつきで話します。(飛ばしすぎると書くことなくなりそう。笑)
また明日!!!