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草が焼ける。


例え話とは上手く言ったもので。

世の中にはたくさんの比喩表現があります。
焼ける比喩だけでも夕焼け、胸焼け、恋焦がれ。(最後は焦げてしまったけれど。)
最初に言い出した人には、本当に感服の思いです。日本人でよかったなとすら思いますね。

さておき、土や草の表現でもあります。
草が焼ける
どんな状態かと言うと草が黄色っぽく、萎れているような状態を言います。

酪農や畑業界では当たり前なこの言葉。
「そんなの知ってるよー!」
そう思ったあなた。たくさんの原因があるのを知っていますか?

原因を一まとめにしただけ。

焼ける原因を早速並べてみましょう。
どれだけ知っていますか?(ちなみに、スラリーや化学肥料の過多で起きる草焼けです)

1.PH
2.アンモニア
3.塩分濃度
4.高窒素

これの何が悪いの?はまた説明することにしましょう。
細かく言うとまだたくさんありますが、たくさんあるんです。

とりあえずスラリー撒きすぎは良くない!
ではなくて、何が悪くて草が焼ける?を知っていたら防ぐ事だってできます。

こんな牧場あったよ。

100頭搾乳、畑は21町しかない。
でもスラリーは溜まったら撒き続ける。
草が焼けると言う事自体知らないし、収量はみんなの倍以上取っている。

この人は原因を知らないけれど、対策がされていたのでこれが可能になっていました。

明日から焼ける原因と、対策について話していきましょう。特に「スラリー」は奥深くて難しいものです…
特性を知って、処理するものではなく、投与したいものにしましょう!

今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!また明日!


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