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【学校を利用せよ】参観日での3つの心得

本校では1か月に1度程度
参観日があります。(運動会や学習発表会なども含めて)

子どもの反応

参観日の日には、
子ども達は、どことなくそわそわしています。

嬉しそうな子
張り切る子
恥ずかしそうな子
心底嫌がっている子
やる気なさそうな子
などなど
反応も様々です。

それぞれ理由を聞いたことがあります。

プラスの反応をしている子の理由は

・頑張っているところを見てもらいたい。
・褒めてもらえる。
・ご褒美がもらえる。

一了調べ

マイナスの反応をしている子の理由は

・発表しろとよく言われる。
・注意される。小言を言われる。
・恥ずかしい。

一了調べ

などが多かったです。

親が参観日を見て、
子どもにどう声をかけ続けているのかが、子どもの反応に表れているのだと思います。
※思春期を迎え、恥ずかしいという思いをもつ子がいるのは事実です。

親としての参観の3つの心得

①「丸は大きく、バツは小さく。」
  とにかく、参観日では、褒める材料を探してほしいです。

発表していた。という分かりやすいものから
・手を挙げた。
・話をうなずきながら聞いていた。
・目線を挙げて話を聞いていた。
・友達と話し合いを頑張っていた。
・ノートをしっかり書いていた。
など、たった1秒の行動でもいいので、
褒められることを探して、家で伝えてほしいです。

1秒でもできていたら、その子の中には、それを頑張ろうとする力(気持ち)があるのだと思うからです。その1秒を2秒、3秒…1分と伸ばしていくは、声掛けの力が大きいのだと思います。

②「成長のあとを感じ取る。」
例えば、
・今まで発表しなかった子が、発表しようとした。
・難しい学習に取り組んでいた。
・班の友達と楽しそうに関わりながら学習を進めていた。
など。
小さいころからの成長のあとを感じ取り、伝えることで
子ども自身が自分の成長を感じ取ることができます。

③「クラスの良さを見付ける。」
これも、とても大切だと思います。

おうちの方が、
・クラスの雰囲気
・クラスの友達
・担任の先生
を褒めることで、

子どもは、

ますます
・クラス
・担任
が好きになります。

好きになると、前向きに関わるようになります。
そんな雰囲気で過ごせる子は、
その1年楽しいに決まっています。

もし、クラスに対してネガティブな気持ちをもっていたとしても、
視点を変えるきっかけになります。

担任として

担任の先生は、みんな
子ども達の頑張りを見せたくて、授業をしています。

これは、間違いありません。

私は、参観日の際に
保護者の方に
「お子さんのきらりを教えてください。」と任意のアンケートを
行っています。

おうちの方から、
子どもの頑張りについてのメッセージをもらい、

それを次の日に
匿名で紹介しています。

聞くことども達は、
「あっ。私のことかな?」と楽しそうに聞いてくれます。

先生からも褒められて
家の方からも褒められて、

となると、子ども達は参観日が楽しみになると思いませんか。
そういう子は、日ごろの学びに対して前向きになっていくものです。

まとめ

全てに共通するのは、
参観日は、褒めるためにするというものです。

もちろん、
もう少しここはこうした方がいいということは伝えてもいいと思います。
ただ、
「丸は大きく、バツは小さく」

しっかり褒めたあとに、ちょこっと伝える程度にしてはどうでしょうか。



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