たっぷりほめて育てられた世代が⁉
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
ほめて育てると本当に「やる気」が上がるのか?
下の書籍を読みました。
そこに、「ほめる」と「やる気」についての話が書いてありました。
たっぷりほめられて育った
というところがキーワードかもしれません。
何でもOK。
何でも褒めるというのは、
悪影響なのでしょうね。
本書では、
「頑張っている面を具体的に褒めること」を推奨してました。
勘違いしてはいけないのは、
褒めてはいけないということではなく、
褒めるには、コツがいるということでしょう。
学校では、ほめほめキャンペーンが存在する。
学校では、人権週間などで、
子ども同士で良さを認め合う取り組みが存在します。
とてもいい取り組みですが、
一工夫をしないと
何でもOK。
何でも認める。
という状態になってしまいます。
だから、私は
いつ、
その人のどんな行動をしたか。
それについて、どう思ったか。
を伝えるようにと指導しています。
というように。
何気ない印象ではなく、
具体的な行動にすることで
子どもたちも嬉しいようです。
最後に…。
具体的に褒めようとすると、
難しいと感じる場合には、
すてきな一瞬をとらえて、声をかける方法がおすすめです。
あっ!!!今の行動すてき!と感じたならば、
その場ですぐ、
具体的な行動を捉えて、
価値づけていく。
そんなほめ方を意識したいものです。