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親のせいで、習い事ができない⁉でも、それって、仕方ない。そこは、親子で相談していくしかないじゃないか。
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
習い事体験会
昨日は、娘の球技の習い事の体験会の日でした。
日頃から、体験大歓迎なのですが、
なかなか来られることが少なく、
昨日のように体験会の日は、部員勧誘の大チャンスの日です。
コーチや保護者はもちろん、
子ども達も、
来た人に丁寧に接して勧誘をしました。
特に子どもたちは、
来た人にいろいろな体験をしてもらおうと
優しくプレーを教える姿が見られ、
とても微笑ましく思いました。
保育園ぐらいの子も含めると30名近くの方が来てくれました。
体験会では、
多くの子ども達が
「楽しかった。」
「面白い!」とプラスの感想を言ってくれました(^^)/
しかし、一方で
「お母さんが、入ったらダメだって言うと思う。」
「お母さんが入らしてくれない。」
という声も多く聞きました。
私の娘がしている習い事は、基本土日の半日がつぶれます。
家の近所でしているとは言え、
保護者も参加することが多いです。
休みは自由と言えど、
月謝も月に1000円以下と言えど
保護者の負担もゼロではありません。
いろいろな事情からか
親が入部を渋る場合が多くあるのです。
仕方ないと思いつつ、
体験会に来た人の中から1人ぐらい入ってくれると
本当にうれしいです。
保護者の事情によって、習い事が制限される。
保護者の事情によって、習い事が制限されるというのは、
我が家でもたくさんありました。
長女が「ピアノを習いたい。」と言っても
送迎の関係で
断念をせざるをえなかったり
次女が「図が教室に通いたい。」と言っても
月謝の高さに見送ったり…
三女が「コーラス隊に入りたい」と言っても
習い事のある曜日が親の都合と合わなくて
我慢させたり…
と3人姉妹それぞれに、ありました。
どの子に対しても、今でも申し訳なく思っています。
できることをできる範囲で応援する。
っと、いろいろ書いていますが、
「子どもが、やりたいと言っているんだ。親が頑張らないでどうする!」と言いたいわけではありません。
できる範囲で
できることをするしかないのです。
習い事をさせたことで
子どもがバタバタしまくって、
家や学校のことがおろそかになってはいけませんし、
家族として、金銭的な余裕がなくなってもいけません。
親子ともども、心身の余裕も必要です。
できる範囲で
できることをするしかないのです。
ただ、
親子で
2つのことは
確認しておくべきだというのが私の考えです。
(子育てを経て今だから思うことかもしれません。)
①子どもの本気度
子どもがどれだけ本気で取り組みたいと思っているのかは、知っておくべきだと思います。
頭ごなしに、ダメ!というのは、避けたいものです。
②親の事情を話す。(やらせるのが難しい事情)
これも、
頭ごなしに、ダメ!というのと似ていますが、
理由をきちんと説明することが大切です。
・送迎問題
・月謝問題
・曜日の問題
・人間関係の問題
・本気度を感じられない問題
など、どの理由でできないかをはっきりさせておくと
次に子どもも対処ができるかもしれません。
また、次に
習いたいと言った時に、ぶれずに対応ができます。
最後に…。
上の2つを確認しておくと、
子どもが本気でやりたいと思う場合、
いろいろな情報を仕入れてきます。
「送迎なら、~~って方法があるよ。」とか
「家の近所で、~しているとところがあるらしいよ。」などなど。
その場合、
また、そこから
一緒に考えればいいのです。
子どもに何を習わせるかって本当に悩みますよね。
親がさせたいことと
子どもがしたいことが
一致しないことも多いですし。
子どもが大きくなってくると
塾も含めて
ますます悩むこともあるでしょうが、
一緒に悩んでいけたらと思っています。