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日頃していることを、日頃と違う人とする。

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

隣のクラスで飛び込み授業

昨日、隣のクラスで飛び込みの授業をしました。
隣の先生に急な用事ができたため、
私が入って授業をすることになりました。
(その時間、私のクラスは、専科の先生の授業でした。)

算数をしました。

算数が嫌なのか、私が嫌なのか、
「ぎゃーー!!!」と
悲鳴のような叫びも聞こえました。

(「やったー!」と喜んでくれたと思います)

円柱の体積を求める授業でした。

計算が少しややこしく、
苦手に感じる子もいる授業でしたが、
そのクラスの子は前向きに頑張ることができました。

よかったのは、授業でなく、新鮮さ。

もちろん私も一生懸命授業をしましたが、
隣のクラスにとって1番効果的だったのは、新鮮さだったと思います。

確かに、いつも隣のクラスにいる馴染みのある先生(私)ですが、
一緒に授業するのは初めてです。

初めてする先生だから、
授業の進め方、
指名の仕方、
ノートの取り方、
授業中の声掛けなど、
今までとは違う新鮮さを感じることができ、
ややこしい計算の場面でも頑張れたのではないかと思っています。

違う人から教わる。

いつも行う宿題でも、時々違う人から教わると、
前向きにできることがあります。

我が子は、
伯母が家に来た時に、
宿題を教わることがあります。

そんな時、
子どもはいつもと違う集中力で取り組んでいます。

伯母の声掛けを見ても、
いつもとは、違う視点で
褒めてくれることもあり、
子どもは嬉しいようです。

日ごろと違う‥

ときには、
いつもと違う人や
いつもと違う場所で

いつもと同じことをするのは、
子どものモチベーションに影響を与えます。

やる事は同じということが、
子どもに安心感を与えると思います。

例えば、

公園に行く場面でも、
同じ公園でも
おじいちゃんおばあちゃんと行ったり、
別の友達と言ったりすることで
発見があるはずです。

行く人が違えば、
遊ぶ遊具が違ったり、感性が違ったりするからです。

他にも

同じお店にが外食に行っても
違う感覚になります。

我が家では、
友達を交えたり、
おじいちゃん、おばあちゃんを誘ったりして、
外食に行くことがあります。

そんな時、同じ店でも、
注文するものや、焼き方が違ったりして
新しい発見をすることがあります。

このように
生活の場面でも、
違う人と一緒に取り組むことで、
新鮮さを味わい、
子どもなりに多くのことを学ぶことができるのです。

最後に…

もし、生活の中で、
いつもと違う人と関わる機会があるのなら、
ぜひ、子どもに関わってもらうと良いでしょう。

1人で何でもやらなければならないのではなく、
こういう他の人の力を借りて
子育てをするのも
大切です。

そのためには、
いろいろな人と会う機会を
意図的に作るのも良いのではないでしょうか?



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