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判断に迷ったら、どうする?迷子の人生を送らないために。

判断基準はなんですか?

善悪の判断基準、
行動の判断基準。

みなさんは、何ですか?

夏休みに読んだ本、「クスノキの番人」の中に、下のようなセリフがあります。

自分たちが食べたいと思ったものを、お客様に召し上がっていただく。つまり自分がしてほしいと思うことをお客様にしてさしあげる、それがサービスの基本だと改めて思い知ったのです。以後、迷った時には、それを第一に考えるようになりました。

クスノキの番人より

「クスノキの番人」に出てくる、ホテル創始者である千舟さんの言葉です。

当たり前すぎるかもしれないが、物語の中で聞くと、感慨深い言葉でした。

話を戻します。
みなさんの判断基準はなんですか?

お天道様を判断基準にする。

昔、何かで読んだことがあります。

昔の人は、お天道様を判断基準にしていたため、
どこへ行っても、何をしていても
お天道様に見られているという視点で
判断をしていたようです。

お天道様に恥じない生き方。

それを目指していたのです。

無律、他律、社会律、自律

昔、先輩の先生から、
「その考えは他律だね。」と
言われたことがあります。

無律:自分がしたいから、 …する。
他律:ほめられたい・怒られるから。ばれないからいいだろう。
社会律:みんなに言われるから。みんながするから、 …する。
自律:~せずにはいられないから。誰に言われなくても…する。 自分が他の誰にもしてほしいように …する。

という「道徳性の発達段階」があるそうです。

自分の欲望が判断基準(無律)か
他の人の視線が判断基準(他律)か
集団の行動によって自分の行動を決める(社会律)のか
自分の価値観による判断基準(自律)かというものです。

この発達段階を聞いたとき、
自律って難しいな~と思ったことがあります。

大切なのは大きな視点。

何を判断基準にするにしても、大切なのは大きな視点です。

先のクスノキの番人であれば
「お客様喜ばせるという視点」で考える。

お天道様という大きなものから自分の行動を見る…

などなど、
今からする行動が、大きな視点で見た時に
どうなのかというのが大切なのだと思います。

子どもたちにも、大きな視点で振り返らせよう。

1週間後の自分がどう思うだろう?
〇〇の目標に対して、少しでも近づくために今何をするかな?
それは、人が喜ぶのかな?

今の自分とは違う視点を投げかけることで
子どもは自分の言動を客観的に振り替えることができます。

ぜひ、投げかけたい言葉です。


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