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褒められ方は、親から学ぶ。

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。

褒められた言葉を受け止めらえるか。

みなさんは、
人から褒めらえた時に、どう返してますか?

・謙遜?
・調子に乗る?
・お礼?
・照れる?
・無視?

私自身は、人から褒められた時に
謙遜することが多いなと思います。

どう返していいか分からないことも多いです。

だから、「いやいや…、私なんて。」という感じです。

照れることも多いかもしれません(〃▽〃)ポッ

大人の中でも、こういうときに
うまく返せない人は多くいるのではないでしょうか。

実は、子どもの中には、
褒められたときに、上手く受け止められない子も多いと感じています。

褒められ方にも、コツがある⁉

先日、褒められた際に
あまりにも謙遜する私を見て、
周りの友達から
「あまり謙遜していると、褒めた側が気持ちよくないぞ。」
言われました。

私からすると、
「なぬっ⁉」という感じでした。

そこで、友人に詳しく聞けばよかったのですが、
それができず、
帰ってから
1人でその言葉の意味を考えてみました。

相手のほめ言葉を
「いやいや…」と返すことは、

「相手の気持ちを否定している」ように取られるのかもしれません。
また、
「あなたは、私を分かっていない。」とか
「その言葉に、価値がない。」などと
相手を否定するメッセージになっているのかもしれません。

当然、私にはそういう気持ちは全くなく
褒めれて嬉しいけど、
上手く返せれないだけなのです。

意外にこういうことで困っている人はいるのかもしれません。

まずは、
「ありがとう。」
「嬉しい。」
「元気(やる気)が出るわ。」
「もっと頑張れそうだ。」
と言葉を受け止めるのが大切なんだろうと思います。

その後、
その言葉を
自分の中でどう処理するかは
自分次第。

まずは、受け止められる人になりたいと思いました。

褒められ方は、親から学ぶ。

子どもたちは、親をよく見ています。

だからこそ、子どもの前でも
人からのほめ言葉を受け止める姿を見せたいものです。

確かに謙虚な姿は素敵なのかもしれませんが、
まずは、受け止める。

まずは、そんな姿勢を見せていきたいものです。

また、親として子どもを褒めることも多いでしょう。
そんな時には、

「まずは、言ってくれたことに対して、『ありがとう。』とか『嬉しいです。』などと、言葉を受け止めると、言った相手も嬉しくなるんだよ。」と

受け止め方を教えてあげるのは、
大切だと思います。

最後に…

子どもが
知らず知らずのうちに
親から学んでいることはたくさんあります。

子どもって親のあり方をよく見ているんですよね。

だったら、それを逆手にとって
敢えて
理想の姿(学ばせたい姿)を見せていくというのは
大切なことではないでしょうか。

親から学ぶシリーズも増えてきました。
お時間のある方はぜひ、読んでみてください。

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