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1対1の特別な関わり感を出す。
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
家族の話
私の家族は、3姉妹を含めて5人家族です。
我が家は比較的、5人で行動することが多い方だと思います。
しかし、最近、
子どもの学年が上がったり、
習い事が増えたりした関係で、
少しずつ5人揃ってということが減ってきたように感じます。
こういう場合、上の学年の子が1人で行動し、
親は下の学年の子につきっきりになる
というパターンが多いのではないでしょうか。
「あなたはもう大きくなったんだから、1人でできるでしょう。」
子どもと少しずつそういう距離感になっていくと思います。
小学校の高学年を担任していると、
我が家のように、
親が下の兄妹につきっきりになり、
手を離されていく子どもたちをよく見ます。
それで大丈夫なお子さんもいますが、
中には、言動が乱暴になったり、
無気力になったりしていく子も少なからず見られます。
原因は1つではないでしょうが、
話を聞くと、家族のことを理由にあげる子もいます。
そんなこのお家の方には、
「1対1の時間を取ってみてください。」と声をかけています。
兄弟が多ければ多いほど、
子どもと1対1の時間を取る事が
難しくなってきますよね。
でも…
一緒にご飯を作ったり、
一緒に買い物に行ったり、
一緒におしゃべりをしたり。
そんな時間を確保したいものです。
子どもも成長していきます。
だからこそ、
こういう時間は意図的に取らないと
なかなか取ることが難しくなっていきます。
我が家(私)の場合、子どもはみんな女の子ですから、
放っておくと、1対1の時間を取ることが難しくなっていきます。
だから、意図的に1対1の時間ができるように、
習い事の送迎をしたり、
一緒に図書館へ行ったりとそういう時間が取れるように工夫をしています。
大体、車の中で1対1になることが多い気がします。
そういう時間ができたときには、
何気ない会話で盛り上がったり、
プラスのメッセージを送ったりするようにして、
楽しい時間になるように工夫をしています。
2人になると、
必ず小言を言われたり、
楽しくない話題をされたりすると、
どんどん避けられちゃいますよね。
こういう時間は、
子どもが小さいうちから、
あえて意識的に取っておくことが大事だと思っています。
子どもが思春期になってから、
慌てて、こういう時間を確保しようとしても、
子どもから受け入れられない場合もあるでしょう。
小さい頃からの積み重ねを大切にしたいものです。
最後に…。
先日、長女と私がたまたま月曜日が振り替え休日だった時、
久しぶりに娘と1日中2人きりで過ごしました。
娘も楽しそうにしゃべってくれ、楽しいひとときとなりました。
上にはいろいろ書きましたが、こういう時間はどんどん減っていくと思います。
1対1の時間が取れるときに、この時間を楽しみたいと思いました。