
「勝ちたい」気持ちが負担になっていないか⁉子どもの習い事事情。
子どもは、習い事を楽しんでいますか?
私の子どもは、球技の習い事をしています。
私も、コーチ(末端コーチ)として参加しています。
子どもたちが
楽しそうに取り組んでほしいとサポートをしています。
実は、今日も大会があり、これから子どもたちを起こし、
試合に向かいます。
我が子は、試合を楽しみにしている一方、
負ければ、終わり(1試合しかできない)ということに
ドキドキもしているようです。
時には、
「試合、いやだな~。」と嘆いていることもあります。
こういう姿を見て、私は、
「今まで練習でやってきたことを思い出してやっていこう!」と
いうことしかできません。
みなさんのお子さんは、
試合を楽しんでいますか?
ヨーロッパでは、大会が行われない⁉
下の本を読みました。
題名に惹かれて、読みました。
その中に、
現在のドイツでは、日本でいう小・中学生年代で、いっさい全国大会が行われません。U17・U19になって初めて、全国1位を決める大会が行われます。その理由は子どもたちの成長を最優先に考え、過度なプレッシャーを与える全国大会をなくすためです。なお、これはヨーロッパのサッカー強豪国といわれる国々だけでなく、ほとんどの国々でスタンダードになっています。
と書かれていました。
全国大会がない!=小さい大会がない。
ということではないでしょうが、
勝敗へのプレッシャーをなくし、
自分たちのプレーに向き合うために
全国大会をなくすというのに驚きました。
ましてや、ほとんどの国でそれがスタンダードだと。。。
みなさんは、知っていました?(笑)
きびしい大会を勝ち抜くことで、「子どもたちはぎりぎりの勝負で勝つ強さを身につけることができる」と主張する声もあります。たしかに苦境を乗り越えた経験は自倍になるし、もっとがんばりたいという意欲の源にもなります。
でも、それだけを頼りに子どもたちと向き合うのは危険です。「勝つか負けるか」というプレッシャーは大人にとっても、非常に重たいものだからです。それをひたすら子どもに課し続ければ、子どもの身体と心には大きな負担がかかり、いずれ限界を超えてしまうでしょう。
確かに、「勝ち負けのプレッシャー」や「周りの期待」が
強すぎると子どもたちにとっては、
負担になってしまいますよね。
我が子は、全国大会など
上に行くレベルにはないのですが、
大会前には、
プレッシャーを感じている姿がも目にします。
親としてできること。
っとは言いつつ、日本のスポーツ界の様子を見ていると、
全国大会などの大会はなくなりそうにありません。
では、親ができることは何があるのでしょうか。
①大会に出場しないチームに入会する。
私の住む地域では、大会に参加しないという方針のチームがいくつかあります。
そういうところでは、
純粋にそのスポーツを楽しんでいます。
もちろん、試合形式の練習はありますが、
試合形式を通して課題を見付け
練習に生かすというスタイルです。
子どももいろいろなプレーを試している姿が見られます。
レギュラー、ベンチという壁がないように感じます。
②目標設定を適切に設定する。
大会に出場するチームだとしても、
勝つか負けるかという勝敗に目を向けるのではなく、
「~~のプレーを成功させよう!」とか
「~を頑張ろう!」などの
プレーに目を向けることが大切だと思っています。
その時、
子どものレベルに合わせて、
目標設定を示したいものです。
監督、コーチだけでなく
親までも
勝敗のことばかりしていると、
自然と子どもも
勝敗にしか目が行かなくなりますよね。
最後に…
いろいろ書きましたが
今日は
子どもの大会です。(地域レベルの小さな大会です。)
子どもが試合を楽しめるように
一生懸命、サポートしてきます。
子どもがスポーツの楽しさを味わえますように。