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子どもの好奇心をくすぐる方法は、親の…

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

子どもたちと話をしている中で。

クラスの子ども達と
・習い事
・趣味
の話をすることがあります。

「どうして、習い始めたの?」
「どうして、それにハマったの?」
こう聞くと、中には、
「お父さん(お母さん)がしていたから。」と
教えてくれることがあります。

一緒に暮らす家族だからこそ、
親の興味関心が子どもに伝わり、
それをきっかけとして
子どもも、それにのめり込んでいるのだと
感じることが多くあります。

大人の好奇心は子どもに伝わる。

これは、下の本の中にある、記事のタイトルです。


好奇心を持つことが大事。

これはよくいわれることで、多くの親御さんも意識していることでしょう。

それでも、なかなか子どもが好奇心を持ってくれなくて、やきもきしてしまう人のほうが多いかもしれません。

だからといって「好奇心を持て!」と言って、子どもに好奇心が生まれてくることありません。

一部引用。

「日本サッカーの父」と呼ばれ、ドイツでも「伝説の指導者」と称されたデットマール・クラマーは、こう語っていたことがあります。

「たとえば、ミーティングでぼーっとしている子どもがいる。それは彼らに好奇心が生まれていないからだ。好奇心があれば、居眠りすることなどありえないのだから。

まず大人の自分たちが、常に好奇心を持って自身を向上させることに取り組むことが大切だ。

まず大人自身が好奇心をもって取り組む、それが子どもたちの好奇心を呼び起す第一歩だということです。

好奇心とは本来、誰もが持つ自然の欲求です。好奇心が芽生えないのは、知らない世界を知るよろこびの体験がまだ少ないからでしょう。

一文引用

私のクラスでの話をつながるところがありますよね。

つまり、それを利用すれば、
子どもに興味関心をもたせるきっかけになるのではないでしょうか。

大人が自分の体験や経験、興味をもっていることを
熱っぽく語ると、それが子どもに響く可能性があります。

「響かせてやろう!」と思って話すと、かえって子どもが冷めてしまうこともありますが(笑)

子どもたちとの話を楽しむことを意識して接するぐらい
肩の力を抜いて接するのは大切なことだと思います。

最後に…。

私は、お酒のつまみに
子どもの習い事の試合ビデオ映像を見たり、
そのスポーツのプロ映像を見たりします。

(私は未経験者なので、詳しくありません。)

それを見ながら、
「このプレーはすごい!」
「この時、どこを見ているんだろう。」と
つぶやきながら見ています。

すると、自然と子どもたちも一緒に見始めて…
私が飽きたころには
子どもたちが熱中して見ている…ということも少なくありません。

きっと、こういうことなのでしょうね。

子どもに興味関心を持たせたい分野のことに対して
敢えて興味関心があるように振舞うことで
その熱が子どもにも伝播していくのでしょう。

ちょっとしたテクニックですね(*^_^*)

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