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【指導教諭が伝える】子どもを変えるちょっとした方法②
昨日の記事はこちら↓
自分事として考えることで…
自分事として考えるためのコツの1つ目は、前回の記事でお伝えしました。
自分事として考えることで、
・自分の言動を振り返ることにつながる
・より真剣に取り組み、よい結果が生まれる。
・同じ失敗をしにくくなる。
・他者の経験から学ぶことができる。
・同じ状況に直面した時に柔軟に対応することができる。
などというメリットが多くあります。
今回は、2つ目のコツをお伝えします。
具体③【学習編】
例えば、もうすぐ算数のテストがあるとします。
パターンA
「お父さん、子どものころ、「速さ」の勉強がよく分からなくて、テストで50点取ってしまったんだよ。だから、しっかり勉強しておきなよ。」
パターンB
「お父さん、子どものころ、「速さ」の勉強が苦手だったんだよ。だから、めちゃくちゃ勉強したんだ。何べんも速さの公式をノートに書いて、覚えたんだよ。速さ=道のり÷時間というように。友達とも公式の問題を出し合ったんだよ。そんだけ頑張ったお父さん、テスト何点だったと思う?100点?だったらよかったな~。なんと50点だっただ。時速を分速に直したり、kmやmの単位を直すところまで勉強ができていなくて…。お父さんの50点を超えられるかな~。」
どちらが子どもは、より自分も
頑張って勉強しないと!と思うでしょうか。
それは、パターンBではないでしょうか。
2つ目のコツ。それは…
【エピソードで語る。】ということです。
お父さんが、子どものころに何を勉強して何でつまずいたか。失敗例をエピソードで語るのです。
そうすると、子どもは、
「よしよし。俺もそれは分かるぞ。」とか
「あれ?」俺はここが分かっていないかも。と自分を振り返りながら聞くことにつながります。
自慢話は面白くありませんが、
自分の親の失敗談は、なぜか子どもはわくわくして聞きますよね(笑)
反面教師になってあげることがあってもいいのかもしれませんね。