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とにかく、生活の中で。繰り返し繰り返し。何度も何度も。

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

小学校算数、最難関!割合の学習。

6年生の算数は、
復習の時期を迎えています。

その中でも、
子どもたちが苦戦するのは、
割合の学習です。

昨日は、

1200円の商品を20%引きで売っていました。何円ですか?

というような、
【〇%引き】の買い物に関する問題で
多くの子どもが苦戦していました。

答えが出た後に、
金額が増えていたり、
20%分を答えにしていたりと、
現実的に、おかしな数字を書いていても、
堂々としている子どもたちが多くいました(笑)

解くことに、必死で、
それが合ってるかどうかを判断するのが難しいのです。

そもそも、計算の検討がついていない子も見られました。

とにかく、生活の中で。繰り返し繰り返し。

割合は、
生活の中で身に付けるのが1番だと思っています。

例えば、
買い物に行き、
20%引きと書かれたシールを見つけたときに、
1番下の位を隠し、
これが10%だよと教える。

20%は、これの2つ分だから、
〇〇円になるねと言うように。

小学校3年生位になると、
少しずつ理解をしてくれます。

これを何回も続けていると、
20%引きだから何円引かれるね。
と子どもが気づくようになります。

さらに、
4年生や5年生になると、
1番下の位を隠した金額が10%だよ。
計算でいうと、
〇〇円× 0.1になるんだよ。
など式と一緒に教えても良い
かもしれません。

日ごろから、割合の考え方に慣れている子どもは、算数で割合の問題に出会った時にも、抵抗が少なく学ぶことができています。

何歳でも遅くはありません。

日常の中に、
%

という割合を使った話題を
取り入れてみてはどうでしょうか?


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