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自分の心のしずかな革命(未完成)004

《第4場》
真の当たり前

この世界は自然から生まれていて曖昧さで満ちている
幸せなのか不幸せなのか益なのか害なのか

生きる意味があるのかないのか
何もかもが曖昧

明快なのは自然の理
生きていくうえでの答えは最初から定まっている

幸せはヒトそれぞれ
だけど幸せを手にするための土台はひとつ

その土台からすべてのヒトが生きるための恵みと幸せを得ることができている
しかし土台のことを忘れ土台から離れれば幸せから遠ざかる

それぞれのいのちは別であるが土台の上ですべてのいのちがつながっている
あらゆるいのちが土台の一部であり土台によって生かされている

土台は有限でありながらそれでいて十分に足りている
土台を奪い合う必要はなく奪えば奪うものが苦しむ

土台の恵みのすべては生きものによってもたらされていて
それは生きものが必要とする分でありそれよりほかの恵みはない

生きているものすべてはそれぞれ必要とする恵みを受け取り
それぞれができることをけんめいに生きることでやがて恵みとしてめぐっていく

恵みは姿を変えながら生きものから生きものへとわたっていく
生きものとしての分相応をこえた恵みを手にすれば恵みを手にできない生きものが必ず現れる

どのいのちをみても必ずどこかのいのちの支えになっているのを見ることができる
いのちは土台から受け取った恵みによってけんめいに生きてまわりのいのちを支えまた恵みを土台に還している

「けんめいに生きる」とはこういうこと
それぞれができることでけんめいに暮らしている様子が「生きている」ということ

それぞれができることは作ったり育てたり話したり聞いたり直したり寄り添ったりそこにいること
そうしてけんめいに生きていれば必ずだれかの支えになっている

土台のことを忘れず土台からはなれずすべての生きものと土台の恵みを分け合い
ただけんめいに生きていれば幸せはやすやすとやってくる

つづく。

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