万年筆もらった

今週は制作の進捗がありません。

「テメー万年筆にうつつ抜かしてんじゃねえぞ!」と聞こえてきそうですが、先週から実家に帰省しており、なかなかPCに触れていない状況です。あー残念だなあ。進捗生み出したいなあ。

代わりといってはなんですが、こんなものを入手しました。


万年筆にうつつを抜かしてるじゃねえか!!

これには言い訳があってですね……万年筆が欲しい欲しいと実家で管を巻いていたら、お世話になっている親族から贈られてしまった次第です。いやあどうも、すいやせんねえ。へへへ。

こちらの万年筆は「ラミーサファリ」。前回の記事でも触れたドイツの万年筆メーカーの製品ですね。ラミーサファリといえばビビッドでカラフルなカラーが有名なのですが、この万年筆はシックなネイビーのボディとカッパーカラーのクリップ。これは文具店の伊東屋さんとコラボした限定のカラーとなっています。

カッコいい

それではさっそく、長らく憧れてきた万年筆の書き味を試してみましょう。閃ッ!

最近、積読していた某異星交流SF小説を読破しました

よく万年筆愛好家の間では「ぬらぬらした書き心地」という表現が褒め言葉として使われますが、自分が試したところではウェットな書き味というよりは「さりさり」といったところのドライな筆感を感じました。これが筆記具起因のものか、使った紙起因のものかは経験不足のため分かりません。鉛筆のような抵抗感も感じ、悪い感触ではないです。
 

ところで万年筆は、サインペンやマジックペンのように最初からインクがセットされているわけではなく、自分でインクを装填しなくてはなりません。インクのセット方法には「カートリッジ式」と「吸入式」があります。カートリッジ式はその名の通り、インクが詰まったカートリッジをカチッと付け替えるだけの楽ちんな方法。一方で吸入式は万年筆をインク瓶にズボッと漬けてインクを吸い入れる必要があります。吸入式の方が手間がかかる分、カートリッジにないような多彩なインクを使えるのが魅力的ですね。

自分のラミーサファリはどちらなのかというと、「両用式」と呼ばれるタイプになります。購入した時点ではカートリッジがセットされているのですが、別売の「コンバーター」と呼ばれる部品を使うことで吸入式のようにいろいろなインクを使うこともできる代物です。

せっかくだし、付属品のカートリッジじゃないインクも使ってみたい! ということで、コンバーターへの付け替えをやってみました。

まずはラミーサファリを分解して、カートリッジのインクを吸っているペン先を水に漬けて洗います。

漬けても漬けてもインクが出てくる。

洗浄が済んだら、よく水を切ってふたたび万年筆に装着。コンバーターを取り付けたあとピストンを操作し、ペン先をインク瓶に漬けてインクを吸います(ここらへん必死だったので写真がないです、すみません)。

そして吸ったインクで書いた文字がこちら。

特に意味はない

すごい! インクが替わっている(当たり前)。濃淡によって茶色がかったり、深緑っぽかったりして変化が楽しいです。しばらくはこのまま愛用します。

で、ゲームは?

実家にいる間、完全にゲームのことを忘れていたわけではないです。むしろいろいろと身の振り方を考えて、改めて「ゲームのこと、勉強しよう……」と思い参考書籍をKindleで買いました。といっても「面白いゲームデザインのハウツー」というより、「ゲームという概念って何」みたいな感じの本です。今後の仕事や創作に活かせればいいなと思いつつ、今日はこのあたりで。来週は進捗をご期待ください!

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