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でんぷん糖の製法
おはようございます😊Bonjour!(ボンジュール)
こんにちは😊Bonjour!(ボンジュール)
こんばんは🌛😊Bonsoir(ボンソワール)
ねねとです(*ˊ˘ˋ*)Je m'appelle Neneto.
(ジュ マペル ネネト)
はじめまして(o^^o)Enchante!(アンシャンテ)
でんぷん糖とは、でんぷんを原料にし、これを加工して作られた糖類の総称である。
ブドウ糖や水飴もその1つで、現在市販されているものは、ほとんどでんぷんから作られたものである。
原料には、さつまいもやじゃがいもが用いられたが、現在はこれらの原料不足から、とうもろこしやタピオカなどの輸入品が多く使用されている。
でんぷん糖の作り方には、酸糖化法と、酵素糖化法がある。
①酸糖化法
原料でんぷんを、
①蓚酸(しゅうさん)、塩酸または硫酸で加水分解する。
②できた糖化液を中和する。
③活性炭で脱色する。
④イオン交換樹脂で精製し、濃縮して仕上げる。
この方法は、不純物と苦味を生じるという欠点がある。
②酵素糖化法
①液化アミラーゼ(αアミラーゼ)ででんぷんを液化する。
②糖化アミラーゼ(βアミラーゼ)で、これを糖化する。
これ以下の脱色、精製、濃縮の工程は酸糖化法と同じになる。
この分解の初期にはデキストリン(湖精)が多く、分解が進むにつれてデキストリンが少なくなって、ブドウ糖が増え、最後にはブドウ糖だけとなる。
工程の途中で分解をやめると、デキストリンとブドウ糖量の比によっていろいろな糖ができる。
この糖化の度合いを、D.E.(dextros equivalent)を用いて、%で表すことができる。
D.E.は次のような式で求められる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149981234/picture_pc_83e1eae14cb701d0f9fed6cb61793f5a.png?width=1200)
でんぷん糖のD.E.によって、その性質には下図のような相違が見られる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149981361/picture_pc_273cbf7e821b15c0e3e8ed70365c4fa7.png?width=1200)
D.E.が高いほど、ブドウ糖が多く、デキストリンが少ない。
ブドウ糖は甘味を与える物質で、デキストリンは粘性を与える物質であるから、D.E.の高い結晶ブドウ糖は、甘味が強く、粘度が低くなる。
D.E.が高くなってくると、結晶性が大きくなる。
これら両者の含有量の違いによって、それぞれ品質の異なったでんぷん糖になっているわけである。
参考文献
竹林 やゑ子『洋菓子材料の調理科学』
参考に学ばせていただいております。
感謝いたします。
さようなら☺️👋Au revoir.(オ ルヴォワール)
よい一日を(。・ω・)ノ゙ Bonne journèe!
(ボンヌ ジュルネ)