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乳製品(クリーム)

おはようございます☺️Bonjour(ボンジュール)

こんにちは☺️Bonjour(ボンジュール)

こんばんは☺️Bonsoir(ボンソワール)

パティシエのねねとです(o^^o)


  牛乳をクリームセパレーター(クリーム分離機)で、目的に応じた脂肪率に調整し、各種クリームをつくっている。

☆クリームの成分

  クリームは、その乳脂肪率がさまざまで、下図のような種類に分けられる。

クリームの種類

  わが国では、乳脂肪30%程度のものを、コーヒークリーム、47%程度のものをフレッシュクリームと呼んで販売している。
  (コーヒーフレッシュは、植物性脂肪を乳化させたものであり、乳製品ではない。)

  フレッシュクリームは、製菓上はホイップして使われている場合が多い。

  生乳のみで作ったものが生クリームである。
  マーガリンがバターの代用品として植物性脂肪でつくられたものと同様に、ホイップクリームをつくる際など動物性クリームでは分離しやすいとうい性質を補うために、生乳と植物性脂肪を混合させて新しくつくられたものもある。
  これらの製品はコンパウンドクリームと呼ばれ、生クリームとは区別されている。

 
  乳脂肪7~21%のものに、植物油を混ぜて、脂肪率を47%にしたものに、混合率には数種類ある。
  厚生省の規定では、乳脂肪18%以上のものをクリームと呼ぶことになっていて、

クリームの成分規格

この種のものに、植物油を混ぜてあるものは、クリームという名称をつけることができない。

  植物油を混合したものでも、脂肪率47%であれば、じゅうぶんホイップできるので、「ニューホイップ」「フレッシュホイップ」などの名称をつけて販売されている。


  アメリカ合衆国で病人用に使われているものに、クロテッドクリームがある。
  これは、脂肪率はバターと同率あり、しかも水中油滴型であるために、バターよりサラリとしていて口ざわりがよい。
  特殊製菓用としても適していると思われる。


  ドライクリームは、水分を1%くらいにした製品で、製パン、製菓工場など、特殊な用途に使われている。


  また、カルチュアクリームは、独特な風味のあるクリームで、日本でもサワークリームとして売り出されている。


☆クリームの製法と保存


  クリームの製造工程は牛乳と同様で、次のような順序となる。

①原料乳の検査をしたあと、脂肪を分離して脂肪率の調整を行う。
  酸度、風味なども考えて、目的に応じた脂肪率にする。

②脂肪が分離浮上しない程度に均質化する。

③殺菌および冷却をして、容器に詰める。


  次にクリームの保存についてであるが、保存性のよいことが不可欠の条件となってくる。
  新鮮な製品の酸度は、0.2以下であるが、保存中に酸度が上がって、例えば0.3くらいになると、泡立性に影響がでてくる。
  酸度0.3のものを泡立てるのに、新鮮品の3倍も時間がかかっとというほど、泡立性が悪くなる。

  ふつう、品質が悪化するのは酸化によるが、これは細菌が原因だといわれている。
  充填の時は、これらの汚染がとくに多いというが、購入後は冷蔵庫に保管して悪化を少なくすることと、早めに使用することが大切である。

参考文献

・竹林   やゑ子『洋菓子材料の調理科学』

参考に学ばせていただいております。
感謝いたします。

さよなら👋😊Au  levoir.(オ   ルヴォワール)

よい一日を!☺️Bonne  journée!
                     (ボンヌ ジュルネ)

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