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理解できないという感覚を大事にする
理解できないという感覚を大事にする。
これは挑戦する上で、
自分がレベルアップを最短でするために
本当に大事な感覚だと思っている。
例えば
1人の青年が
「最高難易度のマリオを最短でクリアしたい」
と思って、日本で一番最速でクリアした
僕の元に攻略法を教えてもらいに来たとする。
「僕は1年かかったけど、これをやったら
君は半年でクリアできるよ。
まずは3ヶ月間毎日1-1のステージを
クリアし続けるんだ。」
多くの歳月を要して最短で
クリアする方法を編み出した僕が、
優しくそう教えてあげても
彼はその「3ヶ月1-1を続ける」
と言う地味な作業を続けられない。
多分、ほとんどの人が
早く次のステージに行きたくて、
別のステージをやったり、
アイテムの使い方を勉強したりする。
それに、友達や身近な人から
「まだ1-1やってるの?」と言われて
意志がブレることもある。
「どう考えても1-1をやり続けるのは
おかしいと思って、、、
ネットにも書いてあったし、
友達にもおかしいって言われて不安で、、、」
そんな時は
「君はまだレベル1の状態なのに、
レベル10の場所から見てる僕の言葉を
信用せずに、どうして他の人の
言うことを聞くの?」と僕は思う。
それは、レベル1の人が
レベル10の先輩を理解できない
せいかもしれない。
両者の間にはレベルの差がありすぎるので、
そもそも理解できるはずがないのに、
普通の人は「理解しないとやりたくない」
と思って、自分より少しだけレベルの近い
人に相談する。
近いレベル同士なら理解し合えるので
「やっぱりレベル10の人の方がおかしい」
と言う結論に至る。
「偏差値が20違うと会話が成り立たない」とか
「IQが30違うと会話が成り立たない」と言うのは
これに近いのかもしれない。
「3ヶ月間1-1のステージをやる」
これにはどんな意味があるのか?
こんなつまらないことを
なんで続けることができたのか?
自分の知らない世界があるのか?
そう言うことを考えながら
ちゃんと3ヶ月続けられた人は
確実に成功している。
スポーツと同じで
0から我流でやるよりは、
コーチをつけた方が
圧倒的に早く上達する。
「コーチなんてつけなくてもできるし」
と豪語する人はいる。
確かにできるかもしれない。
でも、変なクセがつく可能性が高い。
そしてそれを修正するには時間がかかる。
その時間がもったいないから
人に聞けばいいのに、と僕は思う。
とてもシンプルで簡単なことなのに
みんなわざと難しい方に
進んでいくのが不思議で仕方ない。
とある有名な経営者の
言葉を借りるとするならば
「奴隷になればいい」
強い表現ではあるが
いろいろ経験した僕でも
正しい表現だなって思う。
自分の意思を持たない。
意見をしない。
やれと言われたことを、
なぜそれをやるのか?の
意味を考えながら素直にやる。
それらを続けていけば
人の気持ちは否が応でも
わかるようになる。
そしてそれは
間違いなく成功への最短ルートになると思う。
自分の価値観が正しくて、
それが一番結果を出せる考えなら
もうすでにあなたは成功している。
だから、理解できていない方がいい。
うまくいくためには
理解できないこと、
納得いかないことに取り組む。
これが大きな成功をする第一歩かもしれない。