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社員全員で取り組む内観研修

皆さんこんにちは、広報担当のainonです。

ライフィでは年に一回、青山学院大学名誉教授の石井光先生をお招きして「内観研修」を実施しています。
石井先生は国内外で内観を広めていらっしゃいます。今回のような社員研修の場に限らず、その他様々な人に対しても実施されています。

今年は12/14〜15の二日に分けて全社員が参加しました。

内観とは何かは後述いたしますが、ライフィではこの研修を社員の成長のため、延いては私たちが向き合うお客様の幸せに繋がると考え、丸一日仕事から離れて研修に臨みます。

ライフィの社員研修に関して詳しくはこちら➤https://lify.co.jp/work/growth.html

内観とは

内観とは、自分に関係する人とのこれまでの係わりを通して、今の自分を客観的に見つめ直すし受け入れることで、多種多様な課題や悩みに向き合う手法です。

一般的に初めての人は一番係わりの深い人(例えば母親)に対して3つの質問を思い返していきます。

「してあげたこと」
「してもらったこと」
「迷惑をかけたこと」

ただ漠然と世話をしてくれた、ということではなく「〇歳の誕生日に〇〇をしてくれた」「こういう食事を作ってくれた」のように詳細に思い返していきます。


重要なのは具体的に『事実を思い返す』こと。
「してあげたこと」は相手から感謝された・されなかったなどは関係なく自分がしてあげたことを客観的に思い返します。

例えば良い成績を取ってお母さんを喜ばせた、などは自分のためなので「してあげたこと」ではありません。誕生日に花を贈った、病気の時にお粥を作ってあげたなどが「してあげたこと」です。
そう考えると、特に小さい頃のことは「してもらったこと」を思い出すことは出来ても「してあげたこと」は中々出てきません。
こうしたことから、いかにたくさんのことを「してもらっていた」のかに気付くことが出来ます。

内観研修を受けると何が良いのか

内観のやり方だけを書くととても簡単なことのように見えるかと思います。
しかし、ちょっと想像してみてください。一人の人に対して自分がどう係ったかをここまで考える機会、そうはないですよね。

多くの人はお母さん(に限りませんが)にしてもらったことを当たり前に感じていますが。このように思い返していくと、いかにたくさんのことをして貰っているのか・自分がいかにしてあげられていないかが改めてわかり、感謝の気持ちが生まれてきます。

さらに自分の考え方や人の接し方の癖のようなものが見えてきて、そこから自分の課題が見つかったり、あるいは本当は手にしている小さな幸せに気づくこともできます。

今回の内観研修に参加した私の感想

今回、私は父親との関係について調べてみました。(ありがちかもしれませんが)昔は父のことを毛嫌いしていた私。それこそ全く口をきいていなかった期間もありました。

しかし内観で調べてみると、してもらったこと、してあげたこと、迷惑をかけたこと・・・それぞれが色んな気持ちと共に蘇ります。
中には思い出していて苦々しい気持ちになるものもありましたが、それをしっかりと受け入れることで今直面している課題に対する糸口のようなものを掴めた気がしてます。
内観研修を受けることはそのまま自分の成長や幸せに繋がっていると私は感じています。

ちょっと恥ずかしいので抽象的な感想になってしまっていますが、今年も内観研修に参加して本当に良かったです。

研修の場を用意してくれた会社に改めて感謝の気持ちを述べたいと思います。

ライフィの理念と内観

当社の経営理念は「真心を込めた 良質な情報提供を通し、和をもって、 係る全ての人の
成長・幸せ・未来に 寄与する」です。

係る全ての人とはお客様や取引先様、そして従業員も含まれています。
内観研修はまさに会社が「社員の成長、幸せ、未来」のために用意してくれた時間だと思っています。

内観研修は社員だけではなく関係企業の方をゲストとしてお招きすることもありますが、社員・ゲスト様ともに涙を流す方もいるくらい深い気付きがあります。私もその一人です。

この研修に参加すると毎回新たな課題や今ある幸せに気付くことができます。
こうして得た成長をお客様をはじめとして係る人全員に向けていくことが、会社に対して一番の感謝の形であると思います。

ライフィの経営理念について詳しくはこちら➤https://lify.co.jp/vision/index.html

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