地方移住を決めたあなたが最初に読む記事 Vol.4-地域での開業・起業編-
地方移住マッチングサービス LOCAL MATCH運営事務局です。
このマガジンでは、LOCAL MATCHユーザーの方から移住相談を受ける中で気付いた共通のお悩みや、知って欲しい基礎知識をさくっとまとめてお届けします。
地方移住をしよう!そう決めたあなたにまず最初に読んで欲しい。
随時更新していくので、是非noteをフォローしてくださいね。
★Vol.4は地域での開業・起業編★
地域へ移住して、自分で事業をやってみたいと考えている方も多くいらっしゃいます。今回の記事では、地域での開業・起業についててお話ししていきたいと思います。
地域で開業・起業するには?
地域には都会には「ない」ものが沢山あります。
「ない」ものが多いからこそ、開業・起業したいと考えている人にとって地域は可能性の宝庫とも言えます。
その「ない」ものを生み出すことが地域での開業・起業の醍醐味です。
まずは、
その地域には何がないのか
それに対して自分が提供できるものは何なのか
を考えることから初めてみましょう。
あるいは、
自分が提供できるものがなくて困っている地域はどこなのか
という軸から移住先を探すのも良いでしょう。
例えばスターバックスがない地域の方は、スターバックスのような「仕事もできて美味しい珈琲が飲める場所」を求めているのかもしれませんよね?
地域で開業・起業したい人のための助成金制度
地域で開業・起業しよう!と思ったけど資金がない…。
そんな方向けに「地方へ移住、起業で最大300万円」という助成金があります。
概要は以下の通りです。
<移住支援金>
地域の重要な中小企業等への就業や社会的起業をする移住者への支援(最大100万円/単身者は最大60万円)
<起業支援金>
起業等のための伴走支援と事業費への助成(最大200万円)
詳しくは、内閣府のサイトをチェックしてみてください。
その他にも、各自治体毎に移住して起業・開業したい人のための支援を行っている場合もあるので、自治体のホームページ等を良くチェックするようにしましょう。
チャレンジショップ制度を利用して起業・開業する
「チャレンジショップ」とは出店希望者(新規事業の展開を検討する者など)に空き店舗を貸し出し、経営指導などを行って独立開業を支援する制度です。
低廉な家賃で事業展開にチャレンジでき、経営指導などを受けることもできるので、お試し営業として参入しやすいという利点があります。
こちらも、各自治体のホームページ等で出店希望者を募集していますので、探してみてください。
ローカルベンチャー・まちづくり企業にジョインする
0から自分で全てを作り上げるのはちょっと…という方は地域のローカルベンチャー・まちづくり企業にジョインするのもおすすめです。
起業・開業まではしなくてもまちづくりの事業に関わることができます。普通の地元企業に比べると求人数は多くないですが、志を同じくする仲間と出会えれば、あなたが地域でやりたい事業もより大きく展開することができることでしょう。
地域で開業・起業するためにどんな準備をすれば良い?
地域で起業・開業するためには
仲間を集める
地域になじむ
必要があります。
起業前から積極的に地域を訪れるようにしましょう。
そして、
地域のキーパーソンと会う
事業計画の共感者を得る
地域の文化になじむ(特に暗黙のルールを理解する)
といった準備をしておきましょう。
地域おこし協力隊として地域に入り、3年の任期の中で起業・開業の準備をするのもおすすめです。
地域おこし協力隊については、下記の記事をご一読ください。
事前にワークショップやスクールに通って人脈や知識を身につけるのも良いでしょう。
自治体によっては企業支援プログラムを実施している場合もあります。
≪例;西粟倉ローカルベンチャースクール≫
私たち、LIFULL地方創生でもスクール事業を展開しています。
「空き家活用人材を目指す」「地域プロデューサーを目指す」「地域DX人材を目指す」「地域産業の担い手を目指す」というテーマで地域の担い手になりたい方をサポートする講座を定期的に実施しています。
良かったら、下記ページを覗いてみてください!
今回の記事はここまで。
次回は、気になる雪国暮らしのリアルについての記事を予定しています。
こんな記事が読みたい!こんなことに悩んでいるので教えて欲しい!というご要望があればコメント欄に書き込んでくださいね。
明日は今日よりもっと移住が近くなりますように。
応援しています!