台湾隔離｜8日目

もう私に曜日感覚はなくなってきている。
いつの間にか、台湾へ来て2度目の週末がやってきていた。

世間は休日だということで、日本にいる家族や友達と電話をした。2020年、中国から帰国して1年間日本に滞在したが、その時祖母のガラケーをスマホに変えておいて良かったと心から思う。お陰で、海外にいながら顔を見ながら話すことができるので安心だ。

台湾へ行くと言ったら、1番私を心配していた祖母。今までも何度か海外へ行ってきたが、今回は何故かいつもより深刻な面持ち。私がいい歳をしてきたので、海外へ行ってそのまま帰ってこなくなってしまうのではないかと危惧しているよう。
そばにいてほしい祖母と、20代のうちに色々な経験をしておきたい私で、意見が分かれてきたけれど最後にはちゃんと理解を示してくれた。

いつだって日本に行けば私の居場所がある。
帰る場所があるからこそ、私は今を自由に生きていられる。そのことのありがたさを知ったのは、中国の大学院へ入ってから。「無理だったら、やめてすぐにでも帰ってきていいんだからね！」という母の言葉はいつも私の支えになっている。

私は諦めない。自分のために諦めたくない。
大学院も、ワーホリも、頑張ろう。自分。

食事

朝食に出てきたこのマントウ、出てくるのは二度目。しかし、未だに何マントウなのか分からない。夕食に出てきた緑色の果物？野菜？もだ。
台湾へ来てからは、毎日名前も知らない料理や食材を食している。