見出し画像

高強度や高頻度・高ボリュームトレーニングによるベンチプレスのRPE反応とトレーニング設定への応用

RPE(Rating of perceived exertion)は様々な要因によって影響を受けます。
ベンチプレスやスクワット、デッドリフトにおけるRPE使用例としては、大きく以下の2つがあるかと思います。
➊セット毎のRPEで疲労やパフォーマンスを推定する方法
❷ RPEストップ法による固定管理を行う方法

トレーニングボリュームの自動調節や最適化を目的とした場合に関しては❷のRPEストップ法が現在では最適であるという報告が出ています。

日々の調子の確認や何処まで追い込むかなどが目的の場合は➊を使用することになるかと思います。

ただ、最も注意しなければならないこととして
(1) 種目や頻度、強度によってRPE反応が異なること
(2) 日々の疲労蓄積を考慮しないと同じ負荷でもRPEは悪化
していくこと
が考えられます。

そのため、目的に応じてRPEが最適化できるように、種々のRPE反応の違いを理解しておくことは重要だと個人的に考えています。そのため、

画像1


そこで、今回はいくつかの論文からベンチプレスをベースにRPE反応や筋疲労との関係についてご紹介していきます。

記事単価は200円ですが、有料マガジン(1000円)を購入して頂くと、過去の16本の記事(2021/3/16)と今後追加される全ての有料記事が無料で読めます。参考にしてください。

LIFTTING THE APEX



1.高強度トレーニングVS高トレーニング量のRPE反応

ここから先は

1,815字 / 3画像
この記事のみ ¥ 120

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?