LIFTING THE APEX

理学療法士 ISSA Advanced Powerlifting Instructor取得 最新のベンチプレスやパワーリフティング、筋力トレーニングに関するエビデンスを解説します。 Twitterのフォローも宜しくお願い致します。

LIFTING THE APEX

理学療法士 ISSA Advanced Powerlifting Instructor取得 最新のベンチプレスやパワーリフティング、筋力トレーニングに関するエビデンスを解説します。 Twitterのフォローも宜しくお願い致します。

マガジン

  • ベンチプレスの科学的考察 第2巻

    この度、マガジン『ベンチプレスの科学的考察』の第2巻を出すこととなりました。第1巻の位置付けにあるマガジンは有料記事数が50を超えました。今後も情報発信をしていく事になりましたので、新規に第2巻を作ることとしました。 以前は第1巻は1000円で販売させて頂き、有料記事数の増加と共に価格を修正してきた経緯があります。 この第2巻も最初は1300円から開始していき、同様に有料記事数に応じて価格修正をしていく予定です。  尚、X等のSNSでの情報発信の予定はありませんのでご了承ください。 このマガジンではベンチプレス強化に向けた物理特性や最新の研究知見を解説しています。ベンチプレスの記録向上やスランプ脱出、パワーリフティング、骨格筋肥大を目的とする際に大変参考になります。 過去の有料記事と今後の有料記事が全て無料で読めます。 是非ご一読ください。

  • ベンチプレスの科学的考察(記録更新を目指して)

    このマガジンではベンチプレス強化に向けた物理特性や最新の研究知見を解説しています。ベンチプレスの記録向上やスランプ脱出、パワーリフティング、骨格筋肥大を目的とする際に大変参考になります。 過去の有料記事と今後の有料記事が全て無料で読めます。 是非ご一読ください。

最近の記事

  • 固定された記事

ベンチプレス1RM強化プログラム

LIFTING THE APEX初のベンチプレスの1RM強化プログラムをリリースすることになりました。 本プログラムの特徴は、これまでの有料マガジン(有料記事)に掲載してきたエビデンスをベースにベンチプレスの1RM強化に特化したプログラムとなります。 また、本プログラムでは予測1RM(反復回数からの予測)は用いません。 回数ベスト⇒1RM増強とは定義せず、一発重量の増加を最終目標としています。 本プログラムには以下の全7種のベンチプレス・プログラムが含まれます ●N

¥7,000
    • 筋肥大や筋力増強のために総トレーニング量を本当に理解できるnote

      総トレーニング量とは? 簡単に説明すると、筋力トレーニングで実施した総重量が総トレーニング量です。 ベンチプレスで例えるならば 1RM(自己ベスト)が100kgの人が 90kg×3レップ×3セット実施した場合 総トレーニング量は810kgとなります。 近年では、この総トレーニング量が 筋肥大に最も影響する と様々なシステマティックレビュー・メタ解析にて記されています。 筋力増強にとっても総トレーニング量は重要ですが、それ以上にトレーニング強度の方がより重要となりま

      ¥500〜
      • 研究から読み解く最適なトレーニング・プログラムの作成について

        最大筋力を向上させるトレーニング・プログラムの要件は何でしょうか? 恐らく、どの論文を読んでも、どのフェーズのメタ解析を読んでも、 最大筋力の向上には『運動強度』が関連しているというのは、現在のトレーニング科学においては常識となっているのではないでしょうか? では、最大強度に近い高強度のトレーニングをプログラムに組み込むことが、例えばベンチプレスやスクワット、デッドリフトなどの『パフォーマンス』を向上させることが出来るのでしょうか? メタ解析やシステマティックレビュー

        ¥300〜
        • 筋力増強のメカニズム:神経系の適応について

          筋力増強には大きく ●筋肥大 ●神経系の適応 の2つ要因が関係してきます。 本記事では神経系の適応について解説します。 【運動単位】 運動単位(Motor Unit):脊髄前角から出た1本のα運動ニューロンと、それに支配されている全ての筋線維群を運動単位といいます。(下記図)この運動単位は運動系の基本的機能単位と呼ばれます。 1本のα運動ニューロンが支配する筋線維の数を神経支配比と言い、手指や眼筋など精密な動作に関与する筋肉では低神経支配比となっています。 逆に、

        • 固定された記事

        ベンチプレス1RM強化プログラム

        ¥7,000

        マガジン

        • ベンチプレスの科学的考察 第2巻
          7本
          ¥1,300
        • ベンチプレスの科学的考察(記録更新を目指して)
          54本
          ¥7,000

        記事

          ベンチプレスの1RMを増強させる最重要指標とは?:フォームを組む上で最も重要視するべきポイント

          ベンチプレスの1RMを増強させる最重要指標とは?:フォームを組む上で最も重要視するべきポイント ベンチプレスにはグリップ、レッグドライブ、肩甲骨、脚の位置、降ろしの位置など様々な動作要素があります。 これら全ての要素が独立してベンチプレスの1RMに影響しているのでしょうか? もし、グリップやレッグドライブなどの各要素が独立してベンチプレスの1RMに影響を与えているのであれば、世界トップレベルの選手は体格が異なっていても同じようなフォームや動きになると思いませんか?ですが

          ¥500〜

          ベンチプレスの1RMを増強させる最重要指標とは?:フォームを組む上で最も重要視するべきポイント

          ¥500〜

          2024年6月のベンチプレス・パワーリフティングに関連した最新研究情報[2]

          仕事の忙しさや体調不良などが続き、更新が滞っておりました。 ベンチプレスに関する論文がその間に沢山リリースされていましたので、簡単に出典元とそれぞれの特徴や私見を交えて解説をしています。 用いている論文は以下の様なテーマの論文です。 ●自動調節負荷によるトレーニングはトレーニングプログラムとして優れているのか? ●異なるトレーニング方法によってパラパワーリフティング選手の神経筋疲労に与える影響について ●プレシーズン中のパワーリフティング選手の体組成について ●低負

          ¥300〜

          2024年6月のベンチプレス・パワーリフティングに関連した最新研究情報[2]

          ¥300〜

          2024年4月のベンチプレス・パワーリフティングに関連した最新研究情報

          2024年4月のベンチプレス・パワーリフティングに関連した最新研究情報 最新の研究論文や過去に報告された興味深い知見のリンク先と簡易紹介に特化した記事を『ベンチプレスマガジン第2巻』限定で不定期投稿します。 簡易紹介記事を書こうと思った経緯がいくつかありまして、 1.これまではX(Twitter)にて部分的に最新研究の投稿もしていたのですがSNSを辞めたこと 2.最新の研究は毎日更新されるものでは無く、発表される量や頻度はバラバラ(1ヶ月以上ない場合もある) 3.本

          ¥500〜

          2024年4月のベンチプレス・パワーリフティングに関連した最新研究情報

          ¥500〜

          ベンチプレスの正しいグリップの確認方法に騙されるな!:グリップと肩甲骨の相互関係を理解せよ

          ベンチプレスの正しいグリップの確認方法に騙されるな!:グリップと肩甲骨の相互関係を理解せよ ベンチプレスのグリップを確認する方法としてよく見かける方法に以下のようなものがあります。 バーベルに体重を乗せたり、ディップスの様に乗りかかることで、骨や腕にかかる自重で一番力の入る、手首の痛めないグリップを確認するというものです。 一見、こちらは理にかなっているように思いますが、全ての人に当てはまるものではない事、どの様な特徴の人に当てはまり、当てはまらない特徴はどの様な物なの

          ¥1,000〜

          ベンチプレスの正しいグリップの確認方法に騙されるな!:グリップと肩甲骨の相互関係を理解せよ

          ¥1,000〜

          トレーニングボリュームが筋肥大を促進するのか?追い込む方が良いのか?

          トレーニングボリュームが筋肥大を促進するのか?追い込む方が良いのか? 『筋肥大』について様々な研究結果を簡単にまとめています。 筋肥大で良く議論となったり、派閥でどちらがベストなのかを争ったり そういう場面をよく目にします。 主な主張には ・追い込んだ方が筋肥大に良い(限界まで、潰れるまで) ・オーバーワークした方が良い ・RPEで管理した方が良い ・追い込まない方が良い ・強度を求めた方が良い ・強度は求めなくても良い 等々 全ての主張は 『木を見て森を見ず』

          ¥1,000〜

          トレーニングボリュームが筋肥大を促進するのか?追い込む方が良いのか?

          ¥1,000〜

          有料マガジン『ベンチプレスの科学的考察 第2巻』

           この度、マガジン『ベンチプレスの科学的考察』の第2巻を出すこととなりました。第1巻の位置付けにあるマガジンは有料記事数が50を超えました。今後も情報発信をしていく事になりましたので、新規に第2巻を作ることとしました。 第1巻の最初期では、第1巻の価格を1000円で販売させて頂き、有料記事数の増加と共に価格を修正してきた経緯があります。 この第2巻も最初は1300円から開始していき、同様に有料記事数に応じて価格修正をしていく予定です。 過去に無料で配信していた記事もアーカ

          有料マガジン『ベンチプレスの科学的考察 第2巻』

          ベンチプレスの脚は伸ばすべきか引くべきか?「足を引くな」に騙されるな【足の位置】

          ベンチプレスにおいて脚の位置は悩みの種となることがあります。 多くは足を引かないことを推薦している場合が多いのではないでしょうか? 脚を引く 脚を引かない この2つはどちらも間違っていないと考えられます。 つまり、「脚を引かずに踏ん張る」=“正しい”ことではないのです。 では、「足を引かない目的は?」 「足を引く目的は?」 自分にはどれが合っているのだろうか、どれを主軸に練習すれば良いのだろうか? この記事はこの疑問解決の一助となるかもしれません。 脚を引くとは?

          ¥600〜

          ベンチプレスの脚は伸ばすべきか引くべきか?「足を引くな」に騙されるな【足の位置】

          ¥600〜

          ストレッチでベンチプレスの1RMが増強される?!研究ベースの具体的なストレッチ・プログラムとは?

          ストレッチでベンチプレスの1RMが増強される?!研究ベースの具体的なストレッチ・プログラムとは? ストレッチによってベンチプレスは強くなるのか? ベンチプレスによってストレッチが良くなるのか? 前者であれば、ベンチプレスを強化する為に積極的なストレッチの取り組みが必要であることは明確です。 近年の研究報告では、ストレッチによる筋肥大効果にも注目が集まっており、トレーニング中の効果的なストレッチ導入方法が模索されています。 今回は、ベンチプレスに対してどれほどストレッ

          ¥1,000〜

          ストレッチでベンチプレスの1RMが増強される?!研究ベースの具体的なストレッチ・プログラムとは?

          ¥1,000〜

          ベンチプレスのセットアップで肩甲骨内転が不要な人と必要な人の違い

          ベンチプレスのセットアップで肩甲骨内転が不要な人と必要な人の違い ベンチプレスの背中の“感覚”、肩甲骨の“動き” この2つは多くの著名な方からインフルエンサーの方々などが良く言及するキーワードでも上位に上がると思います。 「肩甲骨を内転させない」≠「肩甲骨を内転させる」 *セットアップ中の肩甲骨の動き どちらが正しいのか? ベンチプレスが強い人がセットアップに関して「肩甲骨を内転させない」「するべきではない」「肩甲骨を広げる」「肩甲骨は無理に寄せ過ぎない」と言っていれ

          ¥500〜

          ベンチプレスのセットアップで肩甲骨内転が不要な人と必要な人の違い

          ¥500〜

          筋力増強・筋肥大に低負荷トレーニングは不必要か?科学的知見をもとにしたレビュー

          低負荷トレーニングvs高負荷トレーニング これは古くから検証が行われている研究テーマです。 これまで数多くのメタ解析が実施されており、近年では具体的な向き不向きが分かりつつあります。ざっくりとですが、これまでの報告を要約すると ①筋肥大には総トレーニング量(負荷(kg)×反復回数×セット数×セッション数, TUT)が筋肥大には重要である。(総トレーニング量が一致していれば筋肥大効果は強度に依存しない可能性) ②筋力増強はトレーニング強度に依存する(高強度・高負荷ほど筋力

          ¥3,000〜

          筋力増強・筋肥大に低負荷トレーニングは不必要か?科学的知見をもとにしたレビュー

          ¥3,000〜

          ベンチプレスの受けを軽くする要素に関して:解剖学的視点と物理的視点

          ベンチプレスの際の“受け”は非常に重要な要素の一つとしてあげられます。 それにはいくつかの理由があります ・受けるためには前段階(降ろし)が安定する必要がある ・受けが安定するとボトムでの労力が減少する ・受けが安定し、軽くなると切り返しと挙上の労力が減少する(第1スティッキング領域の削減) などが考えられます。(その他にも恩恵があるかもしれません) この「受け」を最適化するためには様々な要素が関与してきます。 その中でも、簡単に意識を向けることができて、体感として得ら

          ¥3,000〜

          ベンチプレスの受けを軽くする要素に関して:解剖学的視点と物理的視点

          ¥3,000〜

          ベンチプレスを強くするための要素とは何なのか??何故、不安定バーベルやトップサイドの練習をしない?

          ベンチプレスを強くする(=1RMを増強する)ために必要な要素は何でしょうか? ・筋力の増強 これは当たり前です。 では、筋力の増強のみがベンチプレスを増強するのでしょうか? 個人的にはそうは思いません。 もし、筋力増強のみがベンチプレスを強化すると仮定した場合、もう少し踏み込んで考察してみると、“どこの筋力”が強くなればベンチプレスも強くなるのでしょうか? 一方で、技術面も1RMを増強する上で必要な大部分を占めています。 では、技術面を最大化させるのに必要な要素は何で

          ¥3,000〜

          ベンチプレスを強くするための要素とは何なのか??何故、不安定バーベルやトップサイドの練習をしない?

          ¥3,000〜