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ベンチプレスの科学的考察(記録更新を目指して)

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このマガジンではベンチプレス強化に向けた物理特性や最新の研究知見を解説しています。ベンチプレスの記録向上やスランプ脱出、パワーリフティング、骨格筋肥大を目的とする際に大変参考にな…
パーソナル指導やスポーツ現場での利用、自身の記録更新に必ず貢献できると自負しています。 是非ともご…
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#肩甲骨

ベンチプレスのセットアップで肩甲骨内転が不要な人と必要な人の違い

ベンチプレスのセットアップで肩甲骨内転が不要な人と必要な人の違い ベンチプレスの背中の“感覚”、肩甲骨の“動き” この2つは多くの著名な方からインフルエンサーの方々などが良く言及するキーワードでも上位に上がると思います。 「肩甲骨を内転させない」≠「肩甲骨を内転させる」 *セットアップ中の肩甲骨の動き どちらが正しいのか? ベンチプレスが強い人がセットアップに関して「肩甲骨を内転させない」「するべきではない」「肩甲骨を広げる」「肩甲骨は無理に寄せ過ぎない」と言っていれ

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ベンチプレスの1RMを増強するために物理的損失を最小限にする方法

ベンチプレスには様々なフォームがあります。初心者や上級者、競技者を含めて、個人のニーズが異なることは明確です。 つまり、人によって最適なフォームが異なるというのは誰しもが認めるところではないでしょうか? 「ベンチプレスでは肩甲骨をこうするべきだ」 「ベンチプレスでは肩甲骨をこうしてはいけない」 「ベンチプレスでは手首はこうするべきだ」 「肘はこうである…」 どれも間違ってはいませんが、やはり最適解は個人で異なります。 そして、指導する人の言葉の選択(内的なものとのミス

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ベンチプレスの肩甲骨とは何なのか?何故、重要なのか?

ベンチプレスで良く耳にする言葉として ”肩甲骨の内転” ”肩甲骨の下制” ”肩甲骨を動かす” 様々な表現を聞いたことがあるかと思います。 ですが、実際にベンチプレスで肩甲骨を意識してみても 「実感がわかない」 「理解できない」 という方が多いのではないでしょうか? これは専門用語の適切な使用が出来ていないために誤った表現がされているのではないかとも最近感じております。 ですので、今回の記事では物理的な側面から 👉肩甲骨がどうなると、どこが安定し、どこが楽になるのか

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ベンチプレスの重心とはどこなのか?降ろす位置!肩の角度を理解する

今回の記事はベンチプレスの『重心』に関してです。 よくある疑問に ・バーベルを何処に降ろしてよいか悩む ・肩の角度をどうしたらいいのか分からない そして、よくある迷走現象に ・あの選手(強い人)と同じ動きをしているのに上手くいかない ・バーベルはボトムで腹側に流した方が良いのか?でも、頭側の方が力が入りやすい気がする… ・テンポ・ベンチプレスで重心の位置を意識するという感覚が分からない この疑問を一部明確にすることが今回の記事では出来ると思います。 メカニズムは非常に単

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ベンチプレスで肩甲骨内転は行われるのか?【運動学的視点】

ベンチプレスで重要な要素である『肩甲骨』特に肩甲骨の動きの中でも『内転』に関して指導されたり、聞いたことがある方も多いと思います。 今回は、ベンチプレスにおける肩甲骨内転運動を運動学的な視点から紐解いていきます。 内容としては ●肩甲骨“内転”を意識することは肩甲骨内転を最大限引き出すことが可能なのか ●肩甲骨内転による弊害? ●肩甲骨内転に伏せて意識するべき動作 に関してまとめていきます。 記事単体は200円です。有料マガジンを購入して頂くと過去と今後追加の有料記

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ベンチプレスのセットアップ方法について物理的かつ運動学的な考察

今回はベンチプレスのセットアップ(ラックアウト前)について物理的な要素と運動学的な要素を交えて考察しようと思います。 このセットアップについては正直、多種多様かなと思います。 パワーリフティングの大会を見ていても、それぞれの選手がそれぞれのルーティンでセットアップを行っています。 その最たる理由としては、四肢長や骨格、筋肉の付着部位が遺伝的に違うために、統一されたセットアップ方法ではなく、基本を軸に個人個人の適したセットアップに変化しているのではないかと個人的には考えてい

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