「もう、ゆっくりでいいよ」緩める時間も大切です
コーチングをしていると、
「いつまで、頑張ればいいんでしょうか?」
と相手の方からこういう声をお聞きすることがたびたびあります。
今回は、会社の経営をしている女性の方です。
経理を主に30年近く、数字も正確に、期日も守ってこなしていらっしゃいました。
そして、ここ数年は今までにない黒字経営。
従業員にも今までにないボーナスを支給する喜びもありました。
そして、やっと役職定年を迎えました。
「これで、後任者に引き継いで、一息つける」
と思っていたのもつかの間
税務署の検査が入ったり、決算があったりで
「結局は、私が陣頭指揮を執ることに」
なったそうです。
そして役職引退しても、仕事量はほとんど変わらない。
「いつまで、頑張るんだろう」
と思われたんです。
ということは
「いつから、頑張っていたのでしょう。」
お話をじっくりと紐解いていると、ひとつの言葉が浮かびあがりました。
「経理の人は、実際に売上を上げているワケじゃないからな」
昔に、影響力の強い従業員から言われたそうです。
それがずっと刺さっていて
「だから、粛々と、お金を大切に守らなければ。」
「人に頼らずに、自分がやらなくては」
そんな思いが根底にあったそうです。
だから、他の担当者は帰宅させても、自分は長時間残業も厭わず経理の仕事をしてきました。
この方の思考には、
「自分は経営者でありながら、お金を稼げない」
↓
「だから、私がその分を負担して、会社とお金wお守らなくては」
↓
「そのためには、他従業員にも残業させてはならない。」
というサイクルが渦巻いていました。
「でも、本当でしょうか」
「・・・・・・。
いえ、私が頑張りすぎるから、他の人が手を出せないのかもしれないですね。」
「そういう可能性もあるのですね」
「うーん、そうですね。
あえて、もう少し、ゆっくりします。自分の関わりを緩めます。」
やっと、自分に自分を休める「許可」が出た時でした。
おひとりおひとりには長い物語があります。
そこで、知らぬ間に「差し込まれた言葉」が無意識に、自分の人生のハンドルを握ってしまう場合もあります。
その言葉を知ることが、まずは第一です。
それが分かると、不思議。
その次に本当にすべきことが
「ふわ」っと浮き上がるように、分かります。
あなたを赦すのは、誰でもなく「あなたの言葉」
一番、優しい、力強く「赦す」言葉はあなたしか発せないです。
それが、自分だけではグルグル渦の中。
客観的な他者がいると、ふっと湧き上がってくるんですね。
あなたのハンドルをもつ「言葉」は何でしょう。
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