SISU シス 不死身の男
「 #SISU #不死身の男 」
めっちゃ面白かったです。
純粋に楽しい映画を見たなぁというホクホクした気持ちになれました。
91分という短い時間の中でこれでもかと繰り広げられる血みどろ肉弾アクション、好きな人は大好きなのでは?
あらすじ
第一次世界大戦の最中、ナチス軍の猛攻により荒野と化したフィンランド。
アアタミという名のおじいちゃんはある日金鉱脈を掘り当て大量の金塊をゲットします。
しかし換金に向かう途中でブルーノ中尉率いるナチスの小隊と遭遇、金塊の存在がバレてしまいました。
金塊を狙って襲いかかるナチス軍に多勢に無勢かと思いきや、おじいちゃんは驚くべき身体能力と機転でナチス兵を蹴散らしていきます。
それでも執拗に追いかけてくるナチス軍。
果たしておじいちゃんの正体は?
金塊は一体誰の手に?
って感じ。
登場人物
金塊を掘りあてたおじいちゃん。
ナチスもびっくりな強さ。
身の回りのあらゆるものを武器にして闘います。
ナチスの戦車隊を率いるリーダー。
一度はおじいちゃんを見逃しますが、ナチスの小隊を殺された事で彼を敵と見做し執拗に追いかけます。
ブルーノの部下。
捕虜となった女性に暴行を働く。
ナチス軍の捕虜となった女性。
他の女性捕虜と共にトラックで運ばれている最中、アアタミおじいちゃんと出会います。
感想
寒い地で金を巡って闘うってのは #ゴールデンカムイ そっくり。
スケール感はあちらが勝りますが、アクションの密度なら負けてません。こっちの方が圧倒的にリアルで血肉湧き踊るとはこの事でしょう。
武器、乗り物、人員全てにおいて勝る敵に全く怯む事なく、機転を利かせて相手を撃破していく様は爽快という他ありません。
そんで不逞の輩の権化こと #ナチス 兵の豊富な死に様はもはや愉快という他ありません。
既視感のある肉弾戦なんてクソ喰らえと言わんばかりに、あらゆるものを武器にして闘うおじいちゃんに終始ワクワクが止まりませんでした。
章ごとに区切られた構成で話もこれ以上ないほどシンプル。90分でサクッと観れるのも高得点。
さらには闘いの舞台も陸、水、空とロケーション豊かで最後まで飽きませんでした。
クライマックスは「うそだろぉ…」と思わず櫻井翔も声出しそうなスピード感とスケール感。
最高かよと思わず笑みが溢れるほど。
一応書いておくと、おじいちゃん自身は決して不死身ではありません。
殴られたら痛みを感じるし、撃たれれば血も出る。
最初は味方もおらず、敵はわらわら。
休む間もなくやってくる追手に徐々に劣勢になりますが、常人なら早々に生存を諦めるような状況に陥っても決して屈しない姿に震えました。
ここまで泥臭く生にしがみつく主人公は見た事ありません。
途中おじいちゃんのバックボーンが語られてからさらに激化する金塊争奪戦。
クライマックスは「いやいやいや笑」と思っちゃいましたが面白いからもう許せちゃう笑。
静かなOPからどんどんスケールアップする展開に大満足の血みどろいぶし銀アクションでした。
グロOKな人はストレス解消にいかがでしょうか。
#シス
#フィンランド映画
#おじいちゃん
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