はじめて制作した絵本、いよいよお披露目!
こんにちは。物語のアトリエの安藤陽子です。ユニバーサルツーリズムをテーマにしたマルチリンガル絵本「ほんとうにだいじょうぶ?」(文・寺田真弓、絵・森のくじら)を9月27日に出版します。
制作の経緯については、こちらの記事をぜひご参照ください。
8月半ばに無事印刷入稿してからも色々なプロセスがあり、目の回るような毎日を過ごしておりました。本づくりって、家づくりと同じくらい膨大な量の工程があるんだなぁとつくづく感じます!
絵本の予約注文の受付をはじめました!
まず、オンラインブックストアで予約注文の受付をスタートしました!
じつは、書影を撮ってもらったのは昨日(2024.9.5)のことです。10年来、家族ぐるみで親しくしているフォトグラファー戸井田夏子さんに、とっても素敵な書影を撮ってもらい、特別に超スピード納品をしていただきました(ありがとう……!!!)
ちなみに、スタジオに到着したのは10時なのですが、久々の再会で2人とも話が止まらず、撮影を始めたのは14時すぎ……(笑)お仕事も子育ても日常の小さな営みも、ていねいに心をこめて、1日1日を生きているなっちゃん。1000%頼れる実力派のフォトグラファーさんです。
お取り扱いいただける書店さんも決定!
そして、本当にありがたいことに、9月6日現在、3つの書店さんで『ほんとうにだいじょうぶ?』を取り扱っていただけることになっています。
「旅の本屋のまど」さんは、JR西荻窪駅北口の左手にある商店街を5分ほど歩いたところにある、旅をコンセプトにした専門書店です。店長の川田さんが選書した新刊本・古本がずらりと並んでいます。ガイドブックに限らず、世界各地の人や文化に触れられる様々なジャンルの本を取り扱っているので、端から端まで宝探しのように棚を眺めていくと、素敵な本とのセレンディピティを楽しめる本屋さんです。
「ブックハウスカフェ」さんは、本のまち神保町で唯一の、こどもの本専門店です。取り扱っている絵本はじつに1万冊以上とのこと。我が家の子どもたち(小学生2人)も根っからの本好きなので、連れていくとテーマパークのように目を輝かせて興奮してしまいます。色々なイベントや展示会も開催していて、私は絵本編集者の西山雅子さんが開催されている「絵本よろず相談室」に参加させていただいたことがきっかけで、ブックハウスカフェさんのことを知りました。絵本よろず相談室は、とても温かい雰囲気で、絵本の制作をゼロから学ぶ私にとって本当にありがたく貴重な場でした。まだまだ学ばなければならないことが山ほどあるので、またおじゃましたいと思っています!
「増田書店」さんは、JR中央線の国立駅から徒歩2分の大学通り沿いにある地域密着の本屋さんです。(noteに素敵な紹介記事がありましたのでリンクを貼らせていただきました!)
私にとっては日常生活の一部となっているご近所の本屋さんであり、駅の近くで5分でも隙間時間があれば足を運んでしまう憩いの空間です。6年前に、このまちへ引っ越してきたとき、一番嬉しかったのは増田書店さんのような本屋さんがあることでした。どの棚も見応えがあって、行くたび「ほぉっ!」とつい手に取ってしまう本があるので、増田書店さんに行けば、社会の今を感じ取ることができます。親子共々、いつもお世話になっている本屋さんで取り扱っていただけることになり、感無量です。
10月3日(木曜)に出版記念イベントを開催します!
旅の本屋のまどさんでは、絵本の著者・寺田真弓さんと、車いすユーザーの夫・寺田ユースケさんをお招きして、スライド&トークイベントを開催していただけることになりました!
「HELPPUSH 日本全国車いすヒッチハイクの旅プロジェクト」で日本全国47都道府県を制覇する旅を敢行するなど、困難を楽しみながら乗り越えていくドキュメンタリーを発信し続けている寺田さんご夫妻の面白トークをたっぷり聴くことができますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
(オンライン配信もあります)
ここにはまだ書ききれないほど、たくさんの方のお力を借りて、絵本づくり&販売の準備を進めております。あと3週間、一つ一つ乗り越えて9月27日の発刊日を迎えたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました!