100%正しい意見は存在しない
SNS全盛期の今
言いたいことを気軽に発信しやすくなりました。
良くも悪くも。
特に、今のご時世
色々世の中が荒れており
心も生活も不安定な状態になっている人が
多いのではないかなと推察します。
でも、だからといって
自分の意見が100%正しいと思って
発言するのはいかがなものかな、と。
まあ、僕がnoteで書いたところで
今更感は否めないのですが
ちょっと思うところがあって
今日はこんな記事を書いています。
改めて、初めまして。
株式会社ライフストーリー代表取締役兼
ライフストーリー作家®︎の築地隆佑です。
小説を書くサービスで起業して5期目です。
ストーリー作りの専門家として活動中。
詳しい仕事の内容や生い立ちはこちらから。
タイトルにもある、100%正しい意見は
その発言者…仮にAさん
にとっては正しいと信じているでしょう。
ですが、反対意見を持つBさんも
また100%正しいはずなのです。
みんな一人ひとり
育った環境が違うのだから
考えが違うのは当然のことなのに。
それを理解し合えればいいのに
もったいないなって感じます。
まあ…だから戦争が起こるんでしょうけれど。
誰もが一度、聞いたことがあるであろう
有名な言葉があります。
みんなちがって、みんないい。
これ、大正時代末期から昭和時代初期にかけて
活躍した日本の童謡詩人の金子みすゞ氏の言葉です。
この時代に、この言葉を残したのは
ただただ感心します。
当時以上に、今の方が重要視する
価値観だと思うから。
ちなみに全文は
『私と小鳥と鈴と』
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
になっています。
詳しい解説など、ここでは述べませんが
金子みすゞ氏の詩は
公益社団法人ACジャパンのCMでも
起用されているので、気になる方は
是非調べてみてください。
自分の意見を持つことは大切です。
ですが、一方的に押し付けるような態度や発言は
敵を作りやすくなってしまいます。
攻撃的ではなく
あくまで、私の意見はこうですよ
と寛容で柔軟な姿勢でいることが
大事なんじゃないかなーって思うんです。
まあ、ある種この記事の内容も
押しつけになってしまう可能性がありますが。
見方によっては、ね。
もっと、心に余裕を持った生活を
一人ひとりが送れれば、優しい世界に
なる気がしています。
だから、まずは自分から。
余裕を持とう。心にゆとりを。
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