ずっと満ちる
近年の日本では天災が非常に目立つようになり、
2011年に東北で起きた東日本大震災を境に、
特にその傾向が強くなった印象。
現在のコロナウイルスもその天災の一つであり、
近年では未来で起こる可能性のある災害に向けた
備えや予行演習とか対策に関する話題をよく耳にする。
天災が降り注いだ時は大なり小なり何かが壊滅的な打撃を受けることになるが、
現代においては災害による日常生活の崩壊だけでなく、
色々な分野で崩壊の波及が多数生じている。
本心を出し始めたことによる家族間の喧嘩などの不協和。
同じく本心の対立からのカップルや夫婦の離婚。
企業や事業の廃業、倒産。
今までやってきた癖や習慣を止めざるを得なくなった。
何かの仕事やサービスを継続できなくなった、など。
いずれにしても、今まで続いていたものが自分(達)の意志では
急に維持できなくなるような現象が発生する時がある。
この現象には関係者や現実世界にとっての
本質的な次のレベルの喜びを誕生させるために、
命に捨ててもらわないといけない要素を
強制的に取り除こうとする意図が存在する。
こういう事態と直面した時は以前の状態に戻そうとしたり、
崩れかけている今を維持しようとするよりも、
崩壊によって自然と新生することになった新しい道を
受け入れていく方がずっと大きな恵みと祝福に満ちる日々に繋がる。
今、どんな世界からの新しい反応や働きかけが
目に映っているでしょうか?