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【初公開】料理のできない男が5日間で90種類もの卵料理をマスターする道

2024年12月5日(木)

ほとんど料理のできない男が、今日から新しい挑戦を始めることにした。毎回外食するのにも飽きてきたところ、妻の一言がきっかけだった。「あなた、料理の一つもできないのね」と。そうだ、卵料理をマスターしようと思い立つ。自由な時間があるがゆえの贅沢だ。

2024年12月6日(金)

今日は3個の目玉焼きを作ろうとしたが、火加減が難しい。色々リカバーしてたまごをいじっていたら、結果、勝手にスクランブルエッグになった。妻に笑われたが構いはしない。笑いたいやつには笑わせておけ!明日はもっと上手くなるぞ。

目玉焼きを作ろうとした結果できあがったスクランブルエッグ。
これはこれでいい。何がいいってお皿がいい。

2024年12月7日(土)

今日も3個の卵を使った料理に挑戦。昨日よりはマシになった気がする。今度は目玉焼きを半分に折ってみた。四角い弁当箱のような形になった。半分にひっくり返す技術については柔術になぞらえて「ハーフスイープ」とでも名付けておこう。胡椒をかけて大人風の味付けにした。他人からすると小さい変化に見えるかもしれないが、独創性という観点で大きな進歩に違いない。

「ハーフスイープの卵料理。胡椒を添えて」

2024年12月8日(日)

今日も3個の卵を使う。いよいよ目玉焼きに立ち戻る。四角いフライパンが手狭に感じるが、この数日間の創造性を駆使したトレーニングの成果により、無事に見事な目玉焼きが仕上がった。嬉しい。

3つの目玉焼き。プレーン。

自分を褒める積りでケチャップで大きく○と書いてみる。料理アートだ。料理って奥が深い!?

「3つの目玉焼き。ケチャップ添え」よく出来た!

2024年12月9日(月)

今日は卵料理の可能性について、深く考察してみる。はてさて、どこまで可能性を広げられるのか腕の見せ所だ。ということでノートを広げ、MBAで習った「戦略的自由度」という考え方を駆使して色々書き出してみる。
*戦略的自由度とはアイデアを考える際の軸を先に設定し、その軸に沿ってアイデアを出していく、という方法だ。具体的な内容については、以下の卵料理の事例を見てもらえれば分かるだろう。

ということで5日間で90種類の卵料理をマスターする道は以下の通りだ。戦略的自由度に沿って、要素分解し、それぞれの要素について展開していった。

いよいよ『90種類の卵料理のレシピ公開!』

  • 卵の個数:1個、2個、3個(3通り)

  • 焼き方:目玉焼き、スクランブルエッグ、目玉焼きを半分に折ったもの(ハーフスイープ)(3通り)

  • 焼き加減:固め、柔らかめ(2通り)

  • ソース:プレーン、ケチャップ、ソース、醤油、胡椒(5通り)

以上を組み合わせると、3 x 3 x 2 x 5 = 90通りだ。この組み合わせで料理をすると理論上は90種類の卵料理ができることになる。さあ、これで、90種類の料理の技を持つ男になったぞ!

2024年12月10日(火)

挑戦を終えて思うこと。妻に話したら「それって、卵料理という一つの料理だよね!?」と言われた。素直に褒めればいいのに難癖つけるのが悪いところだ。と思ったが、悔しいが事実かもしれない。
待てよ、これが一つの料理だとすると、何百、何千という料理のバリエーションがあることに驚きを禁じ得ない(妻レベル1=僕レベル概算100とすれば、僕レベルでみれば世の中には何万、何十万の料理が存在することになる)
料理の道も奥が深そうだ。。

所感

ま、いずれにしても何か新しいことを始めてみるのは楽しいものだ。成功も失敗も楽しめるし、そこには何かの学びがある。次は何に挑戦しようかな。

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