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"花粉症”や”感染”だけじゃない! 『抗老化』にも『命』にも効く『ビタミンD』について

まだ1月なのに、早い方はもう ”ムズムズ”💦を感じ始めているそうです!そう『花粉』です。

そこで今回は、臨床経験からお伝えする【花粉症対策】や【感染予防】に加えて、【抗老化】や【不妊治療/不妊予防】にも効く栄養素『ビタミンD』についてのお話です。

このほか、
「ビタミンD不足は、死亡リスクの上昇をもたらす」
という研究報告も!

だからこそ知っておきたい、(現在)の健康若々しさ、そして妊活のため、あるいは〇〇年後将来の自分への投資にもなるヘルスケア情報です。



▶【抗老化】に効く理由

『ビタミンD』聞くと「を丈夫にする」と覚えている方が多いのですが、
実はそれ以外にも、全身健康に関わる”マルチ”プレイヤーなのです!
この『ビタミンD』はホルモン近い働きをして、全身の全ての細胞に影響を及ぼします。

その様々な作用が、最新の研究よってどんどん解明されています。

免疫力の向上
 (花粉症対策、感染予防、抗アレルギー)
がん細胞の抑制
糖尿病の予防
動脈硬化予防
リウマチの予防
骨粗鬆症の予防
痴呆予防

筋肉の合成を促す
性ホルモンの合成を促す
女性男性ホルモン、甲状腺ホルモンも含む)

・『ビタミンD』不足死亡リスクの上昇をもたらす!
遺伝情報を利用した分析で「ビタミンDの血中濃度の低さと死亡のリスクの因果関係が認められた」という結果もある。
(Sutherland JP, et al. Ann Intern Med. 2022 Nov;175(11):1552-1559)

どれも『抗老化』=健康長寿につながります。
具体的な症状でいうと、慢性的な疲労、寝付けない、筋肉・関節痛、髪の質の低下・抜け毛、風邪をひきやすい、などが引き起こされます。

このほか、健康にも美容にも関係することとしては、『ビタミンD』が不足すると”太りやすく”なる!ということもわかっています。

▶【ココロ】のリスクもマネージする

の間だけ”抑うつ”状態になってしまう方も少なくありません。

その原因のひとつにも『ビタミンD』不足があります。理由は、『ビタミンD』は日の光(紫外線)を浴びることで体内で生成されるのですが、冬は日照時間が短く、外で過ごす時間が少なくなるからです。

”抑うつ”状態までいかなくとも、不安気分落ち込み忘れっぽさ、悲しさといった感情が引き起こされたり、寝付けない・眠れない、といった睡眠障害を起こすこともあります。
これらは、”冬の間になりやすい”というリスクは勿論ですが、慢性的なビタミンD不足である現代人は、冬以外にもココロへの影響があってもおかしくはありません。


▶【命】のリスクもマネージする

~"私の命"のリスク回避~

上段の、【抗老化】に効く理由、で上げた『ビタミンD』の作用は、どれも病気のリスク回避、健康長寿につながります。
また、女性閉経後に骨粗鬆症のリスクが増加するということを考えると、なおさら『ビタミンD』不足が起こらないように心掛けたいですね。

~”新たな命”のために(不妊治療/不妊予防)~

最新の研究によって、『ビタミンD』が ”卵子向上””着床率改善”に効果があることがわかっています。

AMH低いと言われたことがある
卵子が育たない、採卵できない
授精しない、分割しない
着床しない、化学流産してしまう
将来の妊娠に備えてケアしておきたい
 など

こういったことが気になる方は、積極的に体内の『ビタミンD』を増やすケアを取り入れたいです。

※妊活中の方へ

▶『ビタミンD』以外にも、卵子抗老化(数と質の向上)や妊娠率向上に効く栄養素が、どんどん新しい研究でわかってきています。
記事(下記)に詳細をまとめていますので、良ければそちらもご覧ください。
 ↓↓↓


【『不妊治療/予防』に効く『栄養素』について】


▶日本中が ”ビタミンD不足” な現状!

「自分は大丈夫」は大間違いなんです!

~ビタミンD不足の現状~
女性の約9割以上で『ビタミンD』の摂取量が不足している。
(全国食品消費量調査Ⅱより)
▶東京都内の成人の98%は『ビタミンD』の血中濃度が不足している。
(Miyamoto H, et al. J Nutr. 2023 Apr;153(4):1253-1264.)
▶過度な美白ブーム(紫外線対策)も要因。

自分は『ビタミンD』が足りているんだろうか?

その疑問を解決するためには、病院で採血をして血中濃度(25(OH)ビタミンD)を測定する方法があります。
それ以外で、自分で簡単にチェックできることとして【ビタミンD欠乏チェックリスト】(NHK公表)が分かりやすかったので、以下でご紹介します。

NHK Webサイトより(https://editor.note.com/notes/n7b3623dbdc6a/edit/)


『ビタミンD』不足が当てはまった方には、ぜひ積極的に以下のケア方法を取り入れて頂きたいです。

▶体内の『ビタミンD』を増やす方法

①適切な日光浴
(季節、緯度、露出部位で、必要な日光浴の条件が変化する)
食事から摂る
サプリメントから摂る

①適切な日光浴
「これくらいの時間、日に当たればいいかな」と、自分の感覚で日光浴するよりも、科学的に必要な条件下効果的に日光浴をしたい!かつ、”しみやシワ”ができるリスクなく日光浴がしたい!

そんな私たちの願いを、リアルタイムで公開して下さっているWebサイトを見つけたのでご紹介します。自分のいる場所を選ぶと条件が表示されます。かなり便利です!

ビタミンD生成・紅斑紫外線量情報モバイル版
(クリック可)↓↓↓
https://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/mobile/yokohama_now1.html

国立研究開発法人 国立環境研究所 地球環境研究センターHPより


②食事から摂る

食べ物に含まれる『ビタミンD』は、キノコ類など植物性のものと、など動物性のものがあります。
魚では特に、青魚には『ビタミンD』が豊富に含まれています。そして、ビタミンDは強いので、蒸しても焼いても揚げてもOK。これらを日々のメニューに取り入れたいですね。

③サプリメントから摂る

日光浴や食事からの摂取が難しい時、それだけでは補いきれていない時には、『ビタミンD』のなかでも、『ビタミンD3』の栄養素をサプリメントで摂ることが有効です。

なぜなら、体内に入った『ビタミンD』は、肝臓で蓄積され、腎臓に移って活性型となり様々な働きをするのですが、その工程の近いところに位置するものが『ビタミンD3』だからです。

日経Goodyより:https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/22/091100011/110900003/?i_cid=nbpgdy_sied_searchlist&ST=m_bodycare

ビタミンD3はどれくらい摂取すればよい?
▶アメリカの分子栄養学会は、1日あたり必要摂取量を、
 最初2週間は集中して10,000IU、
 その後体重に応じて2,000~5,000IUとしています。
 ※IU×0.025=μg
▶上記以外では代謝個人差を考えて、改善したい症状や、摂取する目的、 摂取後の効果など、経過に合わせた増減が望ましいです。

注意)
日本では「ビタミンD3」単体での商品の流通は禁じられているのが現状です。最近はネットなどで販売されてるのをよく見かけますが、その場合は海外輸入品を個人で購入するという形式になるので、(単位)や品質などに注意が必要です。

さらに、妊活中の方は)
摂取するタイミングも重要です。
なぜなら『ビタミンD』は脂溶性ビタミンなので、
催奇形性の点から注意が必要です。
専門家のアドバイスを受けての摂取が望ましいです)


▶まずは自分で出来ることから!難しい場合は…

(現在)と将来の自分への投資にもなるヘルスケア。
まずは、自分で出来ることから始めてみましょう♪
でも、難しい場合には、専門家である私たちがお手伝いさせて頂きます。

『ナリジナル・ケアサポート』・専用LINEはこちら⇒
オンライン・ケアサポート(担当)KOKO

・『ビタミンD3』の選び方、使い方がわからない
・『ビタミンD3』を使ってみたいけど、自分で入手できない
・『ビタミンD3』含め、抗老化ケアをサポートしてほしい、など。
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