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第8話 三河一揆でどうする!
気がつけば木曜日・・・あっという間の日々を過ごしておりました
最近では、ちょっと浮気性が出てきまして「大奥」が気になって気になって
ついつい、そちらばかり目がいっております
今川義元が、「戯れに一つといてやろう」と「この国の主について」
夢(?)の中で教えてくれた
今川義元:「あの者たちが汗水たらして得た米と銭。
我らは生きておるのじゃ。
我らは民に活かしてもらっておるのじゃ。
我らは民に活かしてもらっておるのじゃ。
よく覚えておけ。民に見放された時こそ、我らは死ぬのじゃ」
野村萬斎のセリフだからか、妙に得心を得ると言いますか・・・
個人的には、「そんなこと言われなくても知ってるでしょう?
よもや、よもや考えてなかったってこと?それで三河の主はわしじゃ!
なってことを言ってたの?」とイライラが起きてしまいました
人は様々な失敗をします
小さな失敗は、1日1回はしているのではないでしょうか?
笑い話になる失敗は、話のネタにもなるのではないでしょうか?
何かに挑戦した時にも大なり小なり失敗することがありますが、
不確実性に目を向けて行動を起こすことは成功する第1歩になるかもしれません
大なり小なり失敗をしないように努力をしていることとは思います
しかし、このドラマの中での一向一揆は、どうでしょうか?
身分を偽っていたとしても空誓と話をしている家康は、
最初から「そちらが悪い」を前面に出して物事をみています
その時々で物事の見方や捉え方が変わります
そのような時に自分の考えや感情を整理してみると、
案外、「あら、やだわぁ~」に気がつくことがあります」
①お互い様で一緒にやっていこうね
②私は劣っているので、あなたは素晴らしい
③私は間違っていない、あなたが劣ってるだけだ
④私もあなたもダメ同士。だから世の中もダメなんだ
私はそのように感じていると整理してみたらどうでしょうか?
ころころ変わってもいいのですよ
状況や相手によって、「私」は変化するものですから・・・
さて、家康はどこに心を置いて考えていましたでしょうか?
③私は間違っていない、あなたが劣ってるだけだ
だと、私は考えます
家康にしてみれば、自分が主である三河にいるにもかかわらず、
年貢を納めない!こんなに主として頑張って民を守っているにも
かかわらず、悪者扱いされてどうして勝手なことばかりいうのだっ!
って感じでしょうか?
家康の苛立ちは、もっともだっと思うのですよ
しかし、家康の苛立ちはそれだけでしょうか?
なぜ、年貢を納めないことに苛立ちを感じるのでしょうか?
ただ単に城に米がなくなって、いろいろとできなくなって
しまったからでしょう?
つまり、「力で押す裏には弱みがある」ということなのです
困ってるんですよね。
大変!って慌ててるんですよね?
どうする家康になっているのですよね
困ってることは、自覚があるけれど弱みとは感じていないのですよ
現代社会でもある話ですね
「何に対してどう感じているのだろう?」
自分の常識から外れていても、自分が感じたことを素直に受け止めることを
やってみると「あれ?」なんてことも感じるのではないでしょうか?
恐らく、家康も一向一揆から多くの犠牲者を出して、
初めて認める「何か」を得るのではないでしょうか?
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