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相模の国二ノ宮 川勾神社

川勾神社のご祭神には、大名貴命(おおなむちのみこと)
大物忌命(おおものいみのみこと)
級津彦命(しなつひこのみこと)
級津姫命(しなつひめのみこと)
衣通姫命(そとおりひめのみこと)が祀られています。
特に、周辺を開拓した級津彦命が主神として崇敬されています。

創建は、大和朝廷がこの地を師長(しなが)国とした時代に遡ります。その長い歴史の中で、川勾神社は地域の信仰の中心であり続けました

私は、バス停「鐘藪」から川勾神社に向いました途中、かつて「川匂の湯」として広く知られた鉱泉地がありました。この湯は神経痛や皮膚病に効能があるとされ、多くの人々が訪れるほど賑わっていました。
しかし、大正12年の関東大震災により地下水脈が変わり、
水量が減少してしまったそうです

神社前には「五郎、十郎の力石」と呼ばれる二つの巨石があります
伝説によると、曽我兄弟が力比べをした際、五郎は大きな石を、
十郎は小さな石をそれぞれ持ち上げたといいます。
この逸話は、地域の歴史と文化を象徴するものとして語り継がれています

境内には、伊藤博文公が直筆した鳥居額が掲げられ、
その存在感が訪れる人を圧倒します。また、門前には随身像が安置され、
外部から悪いものが入らないよう神様を守護しています。
この像は茅葺の神門に安置され、ガラス越しにその姿を見ることができます
写真を撮ったのですが、映りが悪くて・・・ショック

お参りしている最中に雨が降ってきて、少し雨宿りさせていただきました

川勾神社は、その豊かな歴史と自然、そして地域の伝統を感じられる
特別な場所です。バス停「鐘藪」からの道中も、風情ある景色が広がり、
訪れるだけで心が洗われるような気分になりました

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ライフリメイクタナカ
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