川越日枝神社
日枝神社は、天長7年(830年)に喜多院の鎮守として勧請され
創建されたと伝えられています。
なんと、東京赤坂にある日枝神社は、太田道灌が江戸城築城の際に
この川越日枝神社から分祀したものとされ、由緒あります
もともとは喜多院の境内にありましたが、大正13年(1924年)の
県道建設に伴い、現在の喜多院門前に移されました。
朱塗りの山間社流造りで、銅板葺きの簡素ながら趣のある社殿は、
素敵としか言いようがありません
日枝神社古墳
日枝神社の境内には「日枝神社古墳」と呼ばれる墳丘の一部が
残されています。この古墳は「多宝塔古墳」や「山門前古墳」
とも呼ばれています
元々は前方後円墳だったこの古墳は、大正13年の県道工事によって
大部分が破壊され、現在は前方部分のみが残っています。
今ではさりげなく案内板が立っている程度ですが、実は1番見たかった
ところでした
かつてこの古墳の上には、現在喜多院境内にある朱塗りの
多宝塔が建っていました。
しかし、明治45年の道路新設工事によって現在の場所へと
移設されています。
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