第48話 物語の先に(最終話)
とうとう、最終回です
1年間、48話にお付き合い頂きありがとうございました
最後のまひろのフリーズで終わるとは思っておらず、
物語の先にまだ物語が続く気分になりました
いわゆる「ロス」でしょうか?w
まず、勝手に印象に残ったことですが、
道長は正岡子規?と思ってしまったこと・・・
奇しくも23時から始まる「坂の上の雲」でも「子規、逝く(後編)」
だったこともあり重なってしまいました
さて、前回の予告で倫子さまの「私が知らないとでも思っていた?」の
一言が気になってしょうがなかった1週間
冒頭から予告の続きが始まったよ!ドキドキ
倫子「それで、あなたと殿はいつからなの?
私が気づいていないとでも思っていた?
あなたが屋敷に来てから殿のご様子が何となく変わってしまって、
あなたを見る目も誰が見てもわかるくらい揺らいでしまい、
まったく、あなたが旅に出たら出家までしてしまったんだもの。
まひろさん、殿の妾になって頂けない?そしたら殿も少しは
力がおつきになると思うのよ。どうかしら?
いつごろからそうゆう仲になったの?」
いやぁ~倫子さまは、道長を本当に思っていたのですね
倫子さまの観察力の鋭さと静かに見守り時に「うふふ」と笑う
かわいくて素敵ですね、黒木華さん
この話に圧倒されながらも、まひろは道長との顛末を話しました
その中で倫子さまの当たり前とまひろの当たり前が違うところが
出てきました
まひろ「飼っていた鳥が逃げてしまい、追いかけて鴨川のほとりまで
行きました。そこで・・・」
倫 子「家を出ることなぞ許されたの?」
まひろの話を聞いた倫子さまは、ある意味まひろに対して
「敵わない」と思ったのではないでしょうか?
まひろは、9つの時に家から自由に出ることが出来て三郎と名乗っていた
道長に会うことが出来ていた
さらに離れている時間もあったにもかかわらず、
倫子さまにはできないことで、同じの悲しみを共有していた
そんなことを聞いたら、どれだけの落胆があったか・・・
しかし、ここで冷静に自分の思いも伝え、自分の思いだけではなく
子どもである彰子のことを話題にします
そして「もう隠し事はない?」と確認したうえで、
「このことは死ぬまで胸にしまったまま生きてください」
まひろも最後の最後に大きな隠し事をして賢子を守ります
母親って・・・強い
なんだか、交流分析で分析できていないのですが、
倫子さまに圧倒されてしまったのでご勘弁ください
道長の死後、まひろは、乙丸と一緒にまた旅に出ます
乙丸は、仏像を彫っていたり、いとはちょっと認知症?
あっ!乙丸の髪が白いものが目立ってました
そして、最後に双寿丸の登場!
ここでまた?と思ったのですが、まひろの「嵐がくるわ」の一言で
武士の世がやってくることが予想できました
そうそう、藤原 行成も史実通りに道長と同じ日に逝ってしまいます
そのことを藤原 実資は、日記に書き記し涙します
秋山 竜次さんは、素晴らしい演技を1年間見させていただきました
しかし、まさかのフリーズで終わると思いませんでした
おかげで、まだ続くような気持ちになっていました
1年かけて平安時代の源氏物語が書かれた世界を映像にして、
さらにわからない人物にもかかわらず演じ切ってくださった俳優さんに
感謝の気持ちしかありません
素敵な日曜日の45分を過ごすことが出来ました
そして、読み続けて下さった皆さまにも感謝です
ありがとうございました