見出し画像

第47話 哀しくとも

(写真は、明治神宮の菊花展にて等々力不動菊花会さま)
「松浦に行って思いを果たしたら必ず大宰府に戻ってきてくれ。
その時に話したいことがある」って言ったじゃんかぁ~!
周明が、こうもあっさり退場とは思わなくてビックリでしたわぁ~
どんな話だったのか気になるじゃないのよねぇ~
とわ言え、ナレーターも入っていないので本当のところは
視聴者の想像、妄想OKなのかしら?
個人的にですが、
松下 洸平さんと吉高 由里子のペアーは、何年前になるか・・・
「最愛」というドラマでお二人は最高の演技をなさるのねと思っていて、
未だに録画を消さずにたまに観ていたりしますw

今回は、乙丸の働きがさえわたっていたように思います
周明が倒れた時も泣き出して動けなかったまひろをみて、
周明の気持ちに答えて強引に連れて行き難から逃すことができました
また、藤原 隆家が都に帰るがまひろはどうする?と聞きに来た時も、
どうするか答えられないまひろを見て
乙 丸「お方様、私はきぬに会いとうございます!」
まひろ「ならば、音丸だけお帰りなさい」
乙 丸「もう、お方様!お方様も一緒でなければ嫌でございます!
    あんなことのあった、ここにいてはなりません。
    帰りましょう!帰りたい、私は帰りたい、都に帰りた~い!
    きぬに会いた~い!会いた~い!帰りた~い!帰りた~い!
    帰りた~い!帰りた~い!帰りた~い!
    会いた~い!きぬに会いた~い!
    お方様、帰りましょう。ね、帰りましょう。会いた~い!
    帰りた~い!会いた~い!帰りた~い!
    お方様と帰りたい。帰りた~い!帰りましょう。ねぇ~!」
幼い頃から一緒だった乙丸がここまで、まひろに対して自分の気持ちを
伝えたことがあったでしょうか?
今回の乙丸は迫真の演技だったと思います

人前で感情をあらわにすることが苦手な方もいらっしゃると思います
時と場合によりますが、時にはみっともないぐらい感情を出しても
良いのではないでしょうか?
私たちは、幼い時に似つかわしくない場面で似つかわしくない感情を
出してしまうことがあります
例えば、お葬式の時にケラケラと笑ってしまうなど・・・
経験がないので、その時の感情がそのまま出てしまうのは
しょうがないことでしょう
さらに、周囲の大人にしてみればコントロールできない子どもの感情表出に
周囲の目に怯えてしまうことや、社会通念のようなことを教えるためにも、
子どもの感情表出を抑えることがあります
当然、教育的なことや周囲の目から子どもを守るために
禁止されることもあります

しかし、本来なら安心して出しても良い時も「ここぞっ」の時に
感情を押し殺す練習をさせなくてはならないと考えて、
子どものために禁止してしまうこともあるのです

大人になった私たちは、そこそこ、似つかわしくない感情を抑える場面も
やり方も経験しています
時には乙丸のように感情を出してみると相手にしっかりと
伝わるかもしれません
抑える勉強は幼い頃からしているので、自分で判断できるようになり
そこそこ、自分をコントロールできる大人になった
今は、出す練習をしてみても良いかもしれません

さぁ~「光る君へ」も来週には最終回となります
「物語の先に」です
う~ん、終わって欲しくないような気もしないでもないですが、
残すところ、あと1話
楽しみにしたいと思います   



いいなと思ったら応援しよう!

ライフリメイクタナカ
いつも、お読みいただきありがとうございます。 よろしければ応援お願いします!