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第45話 はばたき

(写真は、明治神宮の菊花展にて等々力不動菊花会さま)

藤原 公任、藤原 斉信、藤原 行成の道長も幼馴染3人組は、
いつみても穏やかで和みます
その幼馴染でも道長の歌の解釈に迷っているのもさらに面白い

和やかなムードも一転。
敦康親王は「この年の暮れ、亡き一条天皇の第一の皇子・敦康親王は21歳で世を去った。道長によって奪い尽くされた生涯であった」ナレ死で退場
彰子が言った通りに即位しても良かったのではないの?
なんて思いますが、それは、今だから言えることですね

まひろも物語を完成させ賢子も宮使いを決意し出仕のあいさつ回り
ついでに、まひろは旅の出る決意を伝えて回りました

道長は、びっくり!
さらに、賢子の出生の事実も聞かされて2度目のびっくり!
それでも、まひろを引き留めるのが先だったようで、
道 長「お前とは、もう、会えぬのか」
まひろ「会えたとしても、これで終わりでございます」
まひろの決意は固く、道長は呆然としてました

賢子が宮使いを初めた姿を見た道長の顔が苦々しい顔に
なっていましたが、どう考えていたのか私にはわかりませんでした
皆さまは、どう感じられたのかしら?
どちらにしても、道長は誰にも言うこともせずに自分の中だけに
留めてしまったようです

そして、道長は出家を決断
まずは、妻である倫子に話します
倫子は、驚き説得しますが道長は見く耳を持たず、
倫子は長年隠していた気持ちを言葉に出します
倫子「式部に会えないからですか?」

今まで倫子の中で「私でもない明子さまでもない誰か」と
疑念を持っていたことは確かですが直接、道長と話したことは
ありませんでした
しかし、道長が大好きで見守り続けた倫子には、
言葉や行動の裏に式部の存在が見えていたのでしょう

人は本音と建て前を使い分けます
もちろん、必要な時もありますが、言葉の裏に言葉を
隠していると良く見えてしまうことがあります
また、見えていると思っている言葉の裏の言葉は、
あなたの思い込みかもしれません
時には、必要なことは直球で確認した方が良いこともあります

さて、須磨の浜にたどり着いたまひろは、唐突に走り出します
音丸が小さくなっていく・・・w
この時のまひろは、周囲のことを気にすることもなく、
子どもの心を全開にして走り、幼い頃に気ままに行動した
なじみのある感情を味わったのではないかと思います

まひろは、ポジティブになじみのある感情を味わいましたが、
なじみのあるネガティブな感情を味わい、
とらわれてしまうこともあります
ネガティブな感情に浸り「いつもいつも」と感じた時に
ちょっとだけ思い出してください
「そのネガティブな感情に浸っていて、問題が解決しましたか?」

なじみのあることは、時には安心感を生むことがあるので、
ネガティブなことを感じてはいけませんなんて言えません
そこそこ安心できたら「問題解決」をするためには、
さぁ~どうする?と考えてみましょう!


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ライフリメイクタナカ
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