第43話 輝きののちに
だんだん、誰が誰なのかわからなくなってきてしまった・・・
世代交代が激しい・・・そりゃぁ、その方が活性化されるから
良いのだろうが、中心はまひろと道長を忘れてはいけませんね
三条天皇の目と耳が悪くなり譲位を求める道長ですが、
結構、怖い
しかし、三条天皇の病気は何だったんだろう?ちょっと疑問です
今回の見どころは
藤原 行成が、道長に大宰府に行きたいと言い出して、道長に
「私のそばを離れたいということか?」とまで言われてしまったが、
それでも行きたい!と言い突っぱね、
道長も「そなたの気持ちは分かった。考えておこう」と言っていたのに
隆家が目を患い、実資から「大宰府に恵清という目の病を治す薬師がいる」と助言され道長に「大宰府に行きたい」と懇願されたことから
11月の臨時の除目で、隆家は希望通り大宰府へ
しかし、藤原 行成は納得できないですよね
藤原 行成「道長さまは私を何だとお思いでございますか!
私の望みを捨て置いて隆家殿を大宰権帥になさるとは」
行成が、自分のことでここまで激しくものを言ったのは、初めてのような気がします
それに対して道長は「行成は・・・俺のそばにいろ。そういうことだ」
なあだぁ~それ?
行成も複雑な顔をして、自分の思いをどこにぶつけて良いのかわからない
様子でした
いやぁ~「俺のそばにいろ」って殺し文句ですね
ここで、一つコミュニケーション不足を感じました
道長が隆家が目を患い、治してもらうために大宰府に行かせると
伝えていたら、行成も複雑な心境にならずに済んだのに・・・
とはいえ、隆家が大宰府に行ったお陰で「刀伊の入寇」が
何とかなったのだけど・・・そこで双寿丸の活躍がみれるのかしら?
しかし、道長と行成は本当に最後まで仲良しだったから、
このぐらいのコミュニケーション不足は、いつでも解消できる
関係だったのかもしれないですね
ただし、今日明日でここまでの関係が出来るものではありません
道長のそばには、まひろもいましたが行成もいました
それだけ長い時間を一緒に過ごしていたからこその
「俺のそばにいろ」ですね