見出し画像

第30回 全成の確立

「トキューサ」聞き間違いをわざわざテロップ!
一瞬、頭がフリーズしてしまった・・・
なにかの伏線ですかねぇ~?

阿野全成は、頼朝の異母兄弟
妻、実衣は北条政子の妹でした
阿野全成と実衣が結婚することになった時に阿野全成は、
「生まれる前からほれていました」と答え、
対する実衣は、満面の笑みで
「言っていることがよく分からないところにひかれました」
と言っていたました
本当に似た者同士のご夫婦だった印象を受けてました
どちらかと言うと癒されてました

残された実衣がこれからどうなっていくのかは、わかりませんが
実衣は、政子にも義時にもない心の持ち主だったのではないのかな?と
思うのですよ

彼女の発言は、確信をつきすぎて現実をしっかり確かめるような発言が
多く散見されます

例えば、第1話で実衣が離れの頼朝に食べ物を持って行く時に
髪をとかし終えた政子に声をかけられます
政子「あんた、それどこに持って行くの?」
実衣「離れ屋のお客様。三郎兄に持って行くようにって・・・」
政子「私が行くわっ」
実衣「でも・・・」
政子「いいから」(政子は実衣が持っていたものを奪い取る)
実衣「でも・・・」
政子「いいから・・・(満面の笑み)」
政子に押さえつけられ命令されたよな雰囲気でした

しかし、何かあると察した実衣は、離れの様子を見に行き何かを察する
そして、今は亡き宗時と義時のところに向かい
実衣「兄上、やっぱり、佐殿ね。離れ屋の件」
宗時「誰にも言うんじゃないぞっ!」
実衣「姉上、ぞっこん・・・」と、報告をしているのです

実衣は、出来事に理不尽さを感じると、その出来事を追及して
自分が納得できる「解決策」を導き出します
別の言い方をすると好奇心も強いとも捉えることが出来ます

理不尽や暗黙の了解、忖度と言ったものに対して
なぜなのか?を追求したかったのかもしれません
また、押さえつけられて、自分だけ仲間外れにされてる
気持ちもあったかもしれません
姉への憧れ、嫉妬心もあったかもしれません
人の心は複雑ですが成長するものです

阿野全成は、頼朝の弟
実衣は、政子の妹
お互い、周囲から一個人ではなく、生まれながら「何かの自分」と
言われ続けた共通点があったのかもしれません

どちらにしても、お互いが一個人として認め合った関係を築き上げた
のではないでしょうか?
ドラマの中では、阿野全成は政にはあまり関わらないようにかかれています

「お前は赤が似合うな」
自分の赤い血を見て「実衣」と叫んだその刹那は神回と
言われる純真無垢に実衣を愛していたことが伝わりました





いいなと思ったら応援しよう!

ライフリメイクタナカ
いつも、お読みいただきありがとうございます。 よろしければ応援お願いします!