ASD x ASD = ?
ふぅ、キツい、キツいぜー。久々に人とのコミュニケーションで最近ものすごい疲れている。ここ数年のコミュニケーションによる疲れ方としては、相手のパーソナリティとは無関係に、単に大量に話す必要があるから疲弊するというパターンが主だった気がする。が、久々に特定の相手のパーソナリティそのものが疲れる、という状況に直面している。で、そのパーソナリティがまさにASDのそれそのものなのだ。
自分自身がASDであることから、何となくASDに関して仲間意識を持っていた今日この頃。が、ASD同士の特性は噛み合い方次第で相当相性が悪くなり得るのだな、ということを実感している。
より具体的には、相手の持つASDの共感性の低さ+率直さと、自分の持つASD由来の文字通りに捉えてしまう性質の組み合わせ。誤解を呼ぶかもしれない表現で言い換えると、相手の攻撃力の強さと自分の防御力の弱さが合わさって、私が大ダメージを受けている、というのが今の状況だ。
日本で特に産業界にそれなりにマッチしている人は、共感性の低さ+率直さをマスキングによって緩和する傾向にある気がする。一方で、海外の環境だとだと、あまりマスキングが必要なく結果としてめちゃくちゃ率直な物言いが残ってしまう場合があるのだなと思う。普段接する人が、それが必要な場面以外では、率直な物言いを避ける人たちばかりだったので、そのような人に出会い、びっくりしている。
こちらが共感性をくすぐるような言い方をしても、全く言い方を変化させてこないことに、当惑している。
対策としては、基本的にはその人を避ける、ということだと思う。関わらざるを得ない場合を除いて避ける。共感性をくすぐるような言い方は通用しないと割り切る。関わらざるを得ないケースは、適切なコーピングを事前に設計しておく。
にしてもしんどいな。大体バーンアウトと同じ疲れ方。運動とかすれば気は晴れるかしら。