35.人生初入院と手術
スピリアルライフナビゲーター
マルコヒロミです。
こちらのブログを選んで下さいまして
どうもありがとうございます。
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1988年 高校3年生の春
ふと右胸の脇の部分を触ると
ちょっとした違和感を感じました。
コリコリとした、
しこりを見つけてしまったのです。
とても怖くなって1ヶ月ぐらいの間
誰にもそのことを言えず
ひとりで悶々としていました。
そのしこりは徐々に大きくなっていき
パチンコの玉より
少し大きいくらいになった時、
これ以上放置することが出来ない!!
と思った私は
意を決して母に伝えました。
母もとても心配をして
すぐに病院へ行くことになりました。
何かあった時に
安心して対応してもらえるところが
良いよね!ということで
札幌医大病院で受診をしました。
先ずどこの診療科目を受診したらいいのか
全く分からない状態からの
スタートでした。
初めて行く大学病院
悪いことを言われたら
どうしよう・・・
とにかく不安で不安で
仕方がありませんでした。
受診の結果は
「乳腺繊維線種」
という良性の腫瘍でした。
乳がんではないとわかり、
とりあえずホッと一安心しました。
しかし、安心したのもつかの間
このまま放置しておくと
どんどん大きくなって
いずれは手術で切除しなければならない
ということで
さっそく提携先の病院での
入院・手術を行うことになりました。
入院・手術は夏休み中に
行われました。
入院生活はちょうど1週間
6人部屋には
色々な患者さんがいます。
私と同じような乳腺外科の病気の方が
同じ部屋に入院していました。
初めての経験で心細かったのですが、
同じ部屋の方とお話が出来たことで
少しずつ安心感がわいてきました。
手術の前日から準備がはじまり
当日は全身麻酔で手術室に入り、
麻酔のガスを吸い込んだ後
3つ数えるとストンと
意識のない状態になりました。
なので全く痛みは感じず
怖い思いをすることはありませんでした。
手術が終わった後、
暫くベットの上でじっとして
暮らす毎日が続きました。
お見舞いに来るのは両親だけで
本当に寂しかったです。
そんな時
高校の担任のシスターからの手紙が
病室に届きました。
大好きなシスターからの手紙が
本当に嬉しくて、嬉しくて
有難かったです。
この手紙は私の心の支えになり
今でも大切な宝物となっています。
無事退院した後、
暫くの間経過検査が続き
術後の傷も殆ど分からなくなるほど
回復しました。
体の表面に出る症状で
初期のうちに直ぐに氣がついて
本当によかったと思っています。
人の身体は、いつ何が起こるか
わからないから
大切に扱う必要があるのだな、
と思った出来事でした。
ちなみに、この手紙を書いたシスターが
テストの答案を返す時
生徒の前で点数を発表したあの方です(汗)
めちゃくちゃ厳しいところと
親子と同じ位歳が離れている
にもかかわらず
めちゃくちゃ可愛らしいところとの
メリハリの差強烈に残っていて
私にとっては
叱られても憎めないシスターでした。
次回は
36.身近に心の底から安心して接する人を失った日
へ続く・・・
最後まで読んでくださいまして
どうもありがとうございました♡