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緊急事態時のための体制準備について

事故や災害など緊急事態が発生した場合、「業務を中断しないこと」もしくは「中断した場合でも最低限の時間で業務を回復すること」を事業継続といい、その取り組みにBCP(Business Continuity Plan)とBCM(Business Continuity Management)があります。

BCPの取り組み

BCPとは、災害事態においても、企業を存続させるために事前に立てておく「計画」のことです。昨今の新型コロナウィルスに対するリスクマネジメントを例に説明します。BCP策定ではまずコロナウイルスに感染するリスクを軽減げることを基本方針としました。次に重要な現地確認作業やプロジェクト確認作業については、現地の人員をなるべく削減する代わりに、WEB会議やクラウドを利用した資料の共有などを検討します。そのうえで、具体的に現地確認作業に出向く上限人数と感染対策、資料の保存方法、WEB会議の利用ルール、管理者情報など一連の事業継続に必要な情報を整理・文章化したBCPを策定しました。その策定に基づいて、関係者は行動をします。

BCMの取り組み

BCMとはBCPが機能するように運用マネジメントをします。コロナウイルスに対するBCPを策定しても、新しいプロジェクト加入メンバーに十分な指導がなされていないと、まったく役に立たないものになります。そこで、新しいメンバーが加入した場合はコロナウイルスに対するBCP研修の実施を徹底しました。






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