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僕が変わり者と言われる話

僕は人からよく変わっていると言われる。
それが良い意味でなのか悪い意味でなのかは分からないが、僕は良い意味だと捉えるようにしている。

だって変わってるということは、人とどこか違う、一般的な人と感覚がズレている、ということなのだから、僕から言わせてみればそんなことは当たり前だし、人と全く同じ価値観なんてあり得ない。それをわざわざ声に出して言われているのだから、僕はよっぽど人とズレているのだろう。

モノを企画して、デザインをして、それをお金に変えているわけだから、大なり小なり僕だってクリエイターだ。恥ずかしくて普段口にしないが、事実そうだ。うんうん。I'm クリエイター。

末端だとしても、クリエイターである以上人と同じであるということはそれだけでマイナスなのである。そこに面白さはないと思っている。だからどんどん人と違う感性を持ちたいし、なんだコイツ!と思われたい。

じゃあ僕はどういう点で変わっているのだろうか。まずはじめに、何せ自分という人間は非常にめんどくさい。社交的な方だとは思うが、なかなか心を開かない、開きたくないと思っている自分がいる。そして知り合いは多い方だが友達は物凄く少ない。欲しいとも思っていない。でもってメンタルが強いかと言われるとそんなに強いわけでもなく、こんなことで?っていうところで傷ついてたりする。そしてその傷ついたことをどこか気持ちが良いと感じて浸ってすらいる時がある。超絶ネガティブな人間なのである。

そしてやっかいなのが僕はこの傷心状態の時に、おおっ!というデザインやアイデアが浮かんだりするので、半ば意図的にBADな状態に自らを持っていく。頻繁に持っていく。部屋を真っ暗にし、パソコンの画面の光だけにして暗めな音楽をヘッドフォンで流す。これが落ち着くのだ。

そういう理由から、僕と音楽は密接的な関係にあり、切っても切れない糸で繋がれている。
NO MUSI NO LIFEだ。

特に僕がお世話になっているアルバムはRadioheadのThe Bends。

10曲目のBlack Starは特にお気に入り。

重たいテーマを明るすぎず暗すぎない曲調で歌い上げるトム・ヨークに心底惚れている。

僕がRadioheadに出会ったのは小学生の頃。サッカークラブに通っていた幼き頃の自分は、イメージトレーニングと称して海外サッカー(主にプレミアリーグ)をスカパーでよく見ていた。その当時見ていた『プレミアムリーグスーパーゴール集』みたいな特集のエンディングにRadioheadのBlack Starが使われていた。勿論その頃はRadioheadなんて知りもしなかったし、曲名すら知らなかったわけだが、高校生になり、イキって洋楽をディグっていた頃、偶然鼓膜に侵入してきた曲がまさにあの頃、サッカーの試合当日、朝早く起きて見ていたハイライト集のエンディングのあの曲だ!とすぐに気づいたわけです。

僕はこの時確信しましたよ。今の自分を作っているのは幼少期の経験や体験が強く関係しているのだと。

僕が変わり者だという話から始まる好きな曲紹介でした。

ではまた。

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