尺度の変化
投資をするには尺度が必要です。この尺度は時代によって変わっていきます。株式市場をみるとそれがよく分かります。
バブルの頃は株価が1株当たり利益の何倍かを示す株価収益率(PER)、ITバブルの時は株価が売上高の何倍かを示す株価売上高倍率(PSR)が使われていました。他にも1株当たり純資産の何倍かを示す株価純資産倍率(PBR)があり、今では全く話題にもあがらない指標もあります。
チャートも尺度の一つです。ローソク足、一目均衡表、エリオット波動等こちらも数多くあります。
一つだけ使うのではなく、複数を組合せて使うとより効果的であると言われています。
ここで今まで使われていた尺度、指標が大きく変わる可能性があります。お分かりのようにコロナの影響で、私たちの生活様式が大きく変化していくことにより、今までのビジネススタイルに変化が起きることが考えられます。それは今まで高額なコンサルタント、セミナー等の中身を教えるCMが氾濫し始めているのが上げられます。この人たちは時代の流れに敏感で、この方法はこの先あまり長く使えなくなると感じて、ここが最後の稼ぎ時とばかりに方法を公開している感じです。インフルエンサーでインスタで10万人のフォロワーがいる。Twitterで5万人とかいうのも、もしかしたら2.3年後には通用しないかもしれません。
上記を踏まえると時代の変化によって使う指標、尺度は変わるということです。当たり前のことですが、人間上手くいってる方法はいつまでも使いたい、変えたくないという気持ちはありますが、変化についていけないとどんなに大きな企業でも淘汰されるのは歴史が物語っています。