チューリップは繰り返す
使い捨てマスクの相場が正常値に戻りつつあるようですね。一時一枚100円くらいまで上がりましたが、現在ネットで見てみると10円位まで下がってきています。ひと山当て込んで大量にマスクを仕込んで売りさばこうとした業者が、当てが外れたと嘆いていますがどうしょうもないです。
マスクバブル という事ですが、何時の時代も起こっている事で古くは17世紀オランダのチューリップバブル、近いところではリーマンショックのクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)もそうですね。
日本では1985年からのバブル、2000年のITバブルがあります。
バブルと言われる物もそうですが、当事者になっていると状況判断が難しくなり冷静な判断は出来なく、自分に都合よく考えることしかで着なくなります。天井を打って加速を上げて奈落へ落ちていっている時も、自分はなんとかなると根拠なき自信で最後の最後まであがき続けて、すってんてんになってやっと気がつく。
後で落ち着いて振り返ってみると、多くのサインが点灯していたのですが、全く気がつかないか、無視し続けていたこと皆さん愕然となっています。
外から見ていると、どうしてあんな事に夢中になってるのかな。何やってるんだ。と思うのですが、渦中にいると分からないのはいつの時代も同じですね。
こんなことにならないように、対策を立てるのですが上手くいかない方が多いのはなぜか。隣の芝生は青く見えるに目の色を変えてしまい、大半自主ルールを守れなくなり、自滅する。この繰り返しです。
「上手くいってる時ほど、気をつけろ」
という事を、胸に刻んでおく事です。