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5回目の結婚記念日と戦争、あるいはぼくができることについて

先日、5回目の結婚記念日を迎えた。早いものでもう5年になる。7月には息子も5歳になり、今ではもう立派な少年のようである。そう。ぼくら夫婦はいわゆるできちゃった婚のため、子どもの成長がすなわち夫婦の結婚の軌跡と重なっているのである。4月には茅ヶ崎に引っ越す。これから、どんな未来が待っているのか楽しみで仕方ない。

そんな折、ロシアによるウクライナ侵攻が起こった。今やウクライナはロシア軍のミサイルによって破壊され、荒廃している。この衝撃は、9.11以来である。ぼくは当時、高校三年生、受験生であった。家に帰るとニュースで中継が行われており、聳え立つビルは噴煙をあげていた。当時も、世界は大変なことになっていると思ったが、今回のロシアのウクライナ侵攻はさらにぼくを震撼させるものだった。9.11当時と違い、ぼくには守るべき家族がいるからだ。

ロシアは日本の隣国であり、実力行使で日本に攻めてきた場合、ぼくたちはどうすればいいのだろうか。そもそも、なぜこんなことが起こっているのか。ロシアとウクライナの歴史はどうだったのか。実際に、ぼくは戦争になったら武器をもって戦うのか。人はなぜかくも高い知性を持ちながら、こんなにも愚かなことをするのか。今、そんなことを考えている。

今起きていることは現実である。そして、同様のことがいつ何時、ぼくたちに降りかるかわからない。今できることは、ウクライナの人々に祈りを捧げつつ、今回の戦争に向き合い、二度とこのようなことが起こらないように考え続けること。そのように、家族を守り続けること。

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勝又康仁 人事と組織開発 HR&OD
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