「ライフジャケット」を持つことは「リスク」なのか?【Vol.1】
「子どもたちにライジャケを!」の「ライジャケサンタ」です。
今日は「『ライフジャケット』を持つことは『リスク』なのか?」というお話。
昨年、行政の方に「ライフジャケット」を持ってレンタルをしてほしい・・・ってことについて、説明をさせていただいた時のこと。
ボクは、担当の方に「行政が『ライフジャケット』を持つ意味」として、以下の3つの点を伝えた。
・子ども会や学校等で、水辺に行く時に着用させることができる。
・学校の水泳学習等で、安全教育として着用体験ができる。
・借りる方がいなかったとしても、「ライフジャケット」のレンタルをアピールすることで、水辺の安全についての啓発になる。
行政の担当の方のその場での回答としては、
「ライフジャケット」が命を守る・・・ということについては、否定しないし、賛同できる。だけど、わざわざ行政が「ライフジャケット」を持って、管理するってところまでは難しい・・・。
とのこと。
・予算を取って購入することは、難しいだろう・・・。
・まとまった数の「ライフジャケット」を保管する場所はどうするのか?
・干したり、洗ったり、貸し出す事務的作業等の管理を誰がするのか?
ということ。
それを聞いて、以下の3つの点を話した。
①「ライフジャケット」は1着が約5000円として、例えば100着管理することになったとしても50万円。
②100着管理することになったとしても、管理する場所は小さな部屋の天井に近いスペースがあれば十分。むしろ、見せておいておけるような場所で管理すれば、アピールにもなる。
③もし、行政の責任の下(子ども会や、行政主催の行事、学校教育の中での水辺の活動など)で事故が起これば、大切な子どもたちの命を失うことになる可能性があり、その責任は行政が問われる。
そう考えると、何の安全対策もせずに、何の準備もせずに、事故が起こってしまうことに比べたら、購入する費用や管理する「リスク」は大したことがないのではないか・・・と伝えたが、それはなかなかその場では理解してもらえなかった。
なかなかうまく伝えられなかったけれど、間違いなく事故が起こってしまうことの方が大きな「リスク」になる・・・。
何より、大切な命をまもることができるのなら、できる限りの準備をしておくことが大切になるはず・・・と思っている。
「ライフジャケット」を持つことは「リスク」なのか?
よかったら、いろんなところで議論にしてもらえたら・・・と思う。
思いはただ1つ・・・子どもたちの命を守ること。
「子どもたちにライジャケを!」
http://lifejacket-santa.com/
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