日記 2020/03/20 ライブについて

久しぶりに酒を飲んで日記を書いている。

今日は牟田郁子さんと鹿子裕文さんのトークショーだった。トークショーは牟田さんとイベント主宰のとらきつねの鳥羽さんとのトークが前半、牟田郁子さんと鹿子さんのトークショーが後半という流れだった。いずれのトークショーも素晴らしかったが、特に後半はずっと笑いっぱなしで今までで一番笑ったトークショーだったように思う。

トークショー後に、ボギーさんとオクムラユウスケさんのライブ。ボギーさんは、ボギー家族含め何度もライブを見てきたが、僕にとっては3曲だけのライブであった今日が今までで最高だった。それはその後オクムラユウスケさんがライブをしたからかもしれない。
オクムラユウスケさんのライブは初めて見たが、とんでもなかった。ちん**と連呼する1曲目も突き抜け具合が飛び抜けていたが、2曲目の「ロックスター」は聴いていると、なんでこんなにも心が揺さぶられるものなのかと茫然として、オクムラユウスケさんから視線を動かすことができなくなってしまった。いや、これまでだって何度もいろんなミュージシャンのライブで心を揺さぶられてきたが、オクムラユウスケさん、そしてボギーさんのライブで改めてライブは人生に必要なんだと再確認させられたのだと思う。今まで見てきた最高のライブ。ニューヨークで見たLevon Helmだって、2010年のBob Dylanだって、ゆらゆら帝国だってどれも本当に最高で、でもそれはライブでなければ味わうことができなかったものだ。Levon Helmのドラムの最初の一音、Bob Dylanの最初の一声とキーボードの一音。その一音が今の人生にまでずっと響いている。Levon Helmは亡くなったが、そのドラムの振動は体にずっと残っている。やはり音楽は最高で、ライブは最高なのだ。なくてはならないものなのだ。そして、ライブを見ることができる場所、ライブハウスも絶対に必要なんだ。

Bob Dylanのライブが中止になったことは仕方がなかったことだと思っているし、納得もしているが、やはりモヤモヤとしたものはずっとあった。でも、今日のライブを見て、ただ前向きにBob Dylanがまた来日してライブをしてくれることを待って、またライブハウスに行けばいいのだと思った。

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