日記 2021/03/09
昨日の朝、娘は急にでんぐり返しができるようになった。毎日おかあさんといっしょを観ながら体操をしてはいるが、でんぐり返しの練習をしていた認識はない。本当に急なことで驚いた。たまに失敗することもあるが、見る限りでは首を痛めるようなでんぐり返しの仕方ではなさそうだ。
話すのもそうだけれど、何も教えていないのに、言葉を覚えたり、何かができることができるようになるのは本当に不思議なことである。
コロナ禍以降、保育園には行かないようになり、家にいる時間が長くなって、家族以外の他人と接する機会が極端に減った。保育園に行かないだけならまだしも、接するのが家族だけという状況はどうなんだろうと、とても心配だった。だが、そんな心配をよそに、娘は勝手にどんどんと成長していっている。娘のすること、話すことに毎日僕らは驚かされる。
今日は娘にはさみを買ってあげた。危険ではない、2歳〜4歳用のはさみである。アンパンマンのはさみで切って遊ぶノートを一緒に買った。切れ味はあまりよくないから切るには少しコツがいるが、チョキチョキと切って楽しんでいた。
娘は紙を切る楽しさを覚えた。
ちょっと心配である。なんせ我が家には大量の本があるから、切る紙はたくさんある。割と高めな本や、貴重な本もある。切れば感触が良さそうな紙質の本だってある。見渡せば、紙、紙、紙だらけだ。
僕も子どもの頃、本を切って楽しんだ覚えがある。娘が新しい遊びを覚えたことはとてもいいことだけれど、どうかそうならないようにとだけ祈っているのであります。